南紀 八木尾左俣 沢登り① 2020.10.24-25
まだまだいけるね
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
<コース:1日目>
八木尾集落(8:25)~八木尾谷遡行~Ca370m二俣(15:45)泊
10月下旬。沢シーズンも終盤に入りましたが、暖かい南紀ならまだ水と戯れる事が出来るだろうという事で、八木尾谷に出かける事に。ここは4年ぶり3度目。
2011年の記録
2016年の記録
本宮から北上し八木尾橋の袂から川沿いに降りて駐車地を探していると、近くに住んでいるおっちゃんが、「うちの前に停めればいい」との事。少し上流にあるおっちゃんの家に駐車場に車を停めさせてもらい出発します。
駐車場をお借りしました。
最初は河原を歩いていきます。壊れた堰堤をいくつか超え、深い所を腰まで水につかって遡って行きますが暖かいので問題なし。(この後、散々水を浴びる事になりますが・・)
壊れた堰堤
この深さは想定外・・
4つ目(だったかな)の堰堤を超えるとゴルジュっぽい雰囲気になってきます。最初に現れた滝を左から巻くと滝上には天使の梯子がかかっていました。
ゴルジュっぽくなってきた
最初の滝
左から巻き上がる
そこから先は次から次へと滝が現れるます。数日前に降った雨のせいか水量が多め。最初は見ずに入らないように進んで行きます。
ここは右から簡単に巻く
ここは左の残置スリングを頼りに突破
大きな釜を持った5mの滝。滝の右側は簡単に寄り付けますがホールドが細かく、少し厳しい。滝を横切って左側にトラバースしようとしたら、流れに負けて釜にブチ落ちてしまいました。巻きも考えましたが開き直って水線から滝の左に上がり直登。やはり南紀は何とかなります。
ちょっと苦戦した滝
最初から水に入れば良かったんだけど
後続もシャワー突破
壁のように落ちる15m滝は左から巻き、ちょっと壁が立っていて緊張します。その上もゴルジュの中をヘツリを主体に進んで行きます。
壁のような15m滝
巻きの途中から見下ろす
ヘツリを主体に進んでいく
泳いで滝の下を潜らないといけない小滝が出てきます。夏なら何の問題も無いのですがさすがに少し寒くなってきました。ヘツリにトライしますが、あきらめて巻くことにします。その上にある滝も一緒に巻いてしまいました。
ヘツリにトライするも断念
トラバースは苦手なのでロープを出す
二俣(泊地)はまだかな~なんて遡行していると突然20m程の滝に行く手を阻まれます。記憶から全く抜けていたのでびっくり。右の斜面に取り付き強引に登って行くと古い杣道に合流。昔の石碑がありました(これは覚えていた)。
20mは少し戻って右から巻き
昭和5年の石碑
道はすぐに消えてしまったので再び谷に戻るとすぐに二俣に到着。昔は小屋でも立っていたかもしれない石組の平坦地にツエルトを張って今夜の宿に。焚火も盛大に燃え上がり今季6回目の沢の夜が過ぎて行きます。
ツエルト村設営
焚火マスターになったいさおさん
つづく