<コース>
ゴミキ谷出合(8:10)~ゴミキ谷遡行~中間尾根乗越し(11:40)~滝谷下降~昼食(12:20~12:45)~カクレ滝上(14:30)~カクレ滝下(17:00)~R425~ゴミキ谷出合(17:15)
10月の三連休はアルプスの紅葉山行に行く事が多かったのですが、今年は所要もあり、天気もイマイチなので台高南部へ日帰り沢へ行く事に。
行先は古川支流のゴミキ谷。隣の滝谷の下降行とセット楽しめる谷です。核心は何といっても90m以上あるといわれるカクレ滝の下降で、2015年に行った時の樹林の中を何回も懸垂したのを覚えています。
<2015年の記録>
ikuyayuuki.hatenablog.com
そして2019年には、なべちゃんが懸垂下降を失敗し、ロープ宙づり状態で一晩過ごした因縁の谷。今回、キャニオニングの技術を使ってカクレ滝のダイレクト下降に挑戦しました。はたしてリベンジなるか!
尾鷲からR425のクネクネ道を走り、気分が悪くなりそうな頃にゴミキ谷出合いに到着。橋の袂に車を停めて出発準備をします。
そしていよいよやってきました。カクレ滝の上に到着です。この時の為に用意した70mのスタティックロープを立ち木を支点にしてセットします。
トップで下るのはてつやさん。ロープダウンの要領で上にいる人間がトップを下ろしていきます。
70mロープで次にピッチが切れる所まで降りていけるかがポイント。(ダメだったら登り返し、もしくは引き上げ・・)トランシーバーで連絡を取りながらロープを繰り出したり止めたり。降ろすほうも緊張します。
トランシーバーからは「どんどん降ろして」との指示。一方、残りのロープはどんどん少なくなっていきます。
やがて「テラスまであと5メートル」のコール。何とかロープが足りそうでホッとします。
そして下降完了、支点工作を終えたてつやさんから「次の人下りてきてください」との連絡。ロープを固定し、後続メンバーも下降します。
結局、全員が滝を下降するのに2時間ほどかかったでしょうか。6人もいると大変です。でも登りならとても手が出ないような大滝の水線に下降なら降れる事の出来るキャニオニングは何だか楽しい。来シーズンはもっといろんな所へ行ってみたいなあ。
すごく怖いことをやり切った後はみんな何故かドヤ顔になっていました。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。