初シャワー
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 5名
<山域・形態>
<コース>
尾高キャンプ場(8:30)〜入渓(8:50)〜パイプ堰堤(9:00)〜4Mの小滝(9:30)〜3Mボルダリングチックな滝(10:30)〜女郎滝(12:30)〜Ca850二俣(13:30)〜登山道(15:40)〜尾高山(18:30)〜尾高キャンプ場(19:20)
北アルプスの天気が悪いので鈴鹿の沢登りへ転進。5月に入ってこのパターンは2回目・・。前日に大雨が降ったので雨の後の方が面白い沢へという事で釈迦ヶ岳東面の焼合谷に行く事にします。この谷は10年ぶり2回目。
2011年の記録
尾高山キャンプ場に車を停め、林道を少し登って魚止め滝から入渓。水量が多くてすごい迫力です。
魚止滝でウォームアップ
魚止滝の上はすぐに堰堤になるので、林道に戻って少し歩きます。今度はパイプ堰堤の手前から再入渓。ここから入渓でもよかったかな。
パイプ堰堤から再入渓
焼合谷は白い花崗岩の明るい谷。下流部は傾斜も緩く開放的な谷です。水は轟々と流れていますが、出て来るのは小滝ばかりなので水線をグイグイ進んで行きます。
花崗岩の明るい谷
水量かなり多め
ここの岩があるからね
水線をどんどん進む
水に入るとニヤニヤするなべちゃん
ナメもきれい
途中、3m程の小滝では水線の左を登るのに少し微妙なムーブが要求されます。おちてもドボンなので、各自トライしながら遊びます。
アンダーがポイントやで
トライは3回まで
遊び過ぎて時間を食ってしまったので遡行再開。女郎滝は右からヘツリ気味に越えます。前回の元越谷で沢デビューのみかさんも果敢にシャワーで攻めます。
女郎滝は右から超える
みかさんもシャワー
その後も楽しく小滝を越えて行きます。途中ゴーロがあったり、間延びする区間もありますが、水量が多くて楽しさ1.5倍です。
どんどん進む
傾斜が立って来た
標高を上げる
右へ進む
Ca850mの二俣、石原谷の右股を越えて安易に釈迦ヶ岳東尾根に取り付こうとしましたが、CSの滝に阻まれて断念。中間尾根を巻き上がる作戦に変更したところ、これがドツボにハマります。ロープを出さないと厳しい泥壁や笹藪漕ぎに難儀し、登山道(釈迦ヶ岳東尾根)に出たのは15時を回ってしまっていました。
標高850m右股のCSで行き詰まる
それでも後は登山道、踏み跡を辿れば余裕で下山出来ると思っていたら、ありとあらゆる所に着けられたテープに惑わされ、北の支尾根に入り込んでしまっていました。修正する為に30分の登り返し・・。尾高山ではすっかり夕方に・・・。
釈迦ヶ岳東尾根は曲者だった・・・
尾高山(何とか明るいうちに・・・)
幸い日が長かったのでギリギリヘッデンのお世話にならずに林道に出る事が出来、あとはキャンプ場の灯りを頼りに車まで。鈴鹿の初級沢で行動時間10時間越え・・ちょっと舐めていました。(すいません・・・)
それでも焼合谷は水量が多いせいもあり楽しいシャワークライミングが楽しめました。もっと遡行されても良い谷だと思います。
参加の皆さまお疲れ様でした。