晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

台高 釜ノ公谷 沢登り 2020.09.21~22 ①

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アプローチは大変でした

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 4名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

台高・沢登

 

<コース>

1日目:川上辻(8:45)~大台辻(10:45)~釜ノ公谷出合(13:15)~Ca735(15:35)泊

2日目:泊地(7:00)~50m滝下(12:30)~稜線(14:40)~三津河落山(15:15)~川上辻(16:00)

 

 天気予報を眺めて散々悩んだ挙句、4連休の3~4日目で台高の釜ノ公谷へ行く事に。 10年前に行って非常に印象が良かったので再訪です。

 

 10年前の記録

ikuyayuuki.hatenablog.com 

ikuyayuuki.hatenablog.com

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 大台ヶ原の駐車場でトイレに行こうとすると駐車場は既に満車!まだ紅葉の時期でもないのに、なんだという人出。今まで我慢していた人たちが一気に山に来たって感じです。

 

 川上辻の前の路側帯に車を停めて準備をしていると、駐車場に停められなかった車がどんどんやってきて、前も後ろもいっぱいになってしまいました。

 

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車でいっぱいのドライブウェイ

 

 川上辻から本沢川の釜ノ公つり橋を目指して歩き始めます。大台辻までは使われていないのが勿体無い程のきれいな道で、森林浴を楽しみながらの快適ハイクでした。しかし、大台辻から先の筏場道はトラバース路がメインな為、崩壊が激しく通過が非常に困難な箇所もあり、4時間以上かかってしまいました。

 

 釜ノ公谷を遡行する場合、大台ヶ原ドライブウェイに車をデポするのが正解だと思います。

 

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大台辻までは快適な道

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大台辻

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崩壊が激しい・・

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ここの通過はとても厳しかった
 

 それでも何とか許容範囲内に釜ノ公つり橋に到着、入渓は右岸側の橋の袂から怖いヘツリをこなして谷に降ります。うーん、最初から手ごわい。

 

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 入渓直後から巨石の間をくぐり、水につかりながら進むと最初のゴルジュに行く手を阻まれます。10年前は右岸から巻いて3時間以上かかりましたが、今回は左岸から巻きます。踏み跡もあり、残置ロープやテープもあったので釣りで入渓する人も使っているのでしょうか。「関西起点沢登りルート100」では右岸巻となっていましたが、こちらが安全でスムーズです。谷への復帰は懸垂無し。

 

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入渓

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釜が大きい

f:id:ikuyayuuki:20201021222917j:plain腰まで水に浸かって通過

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谷を進む

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岩がでかい

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左岸から巻く

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右岸よりも安全に巻けます

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谷に復帰

 

 ゴルジュの巻きがスムーズだったのでアプローチの遅れも挽回できました。そこから先は悪場もなく、水と戯れながら進みます。

 

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積極的に水に入るまささん

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2条の滝

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水と戯れる

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大きな釜


 いい時間になってきたので予定通りCa735の左岸の台地で泊。ツェルト3つとタープを張り、焚火を囲んで楽しいひと時。シュラフに入ればタープでも寒くありませんでした。

 

つづく