2011年 京都初詣 雪化粧の北山散策 H23.01.01 曇り時々晴れ
今年は年越し山行が中止になったので年末年始は実家に帰って家族と過ごします。中国地方ではすさまじい事になっている年越し寒波も名古屋→大阪の移動には大した影響もありませんでした。
大みそか、テレビのニュースでは日本海側の大雪のニュースを繰り返し報じられ、その中の雪の金閣寺の映像が何度も流されていました。温暖化の叫ばれる昨今、「京都市内に雪が積もる事もそうも無いよな~」と考えているうちに元日の京都初詣のコースが決定しました。
金閣寺のある京都北山界隈はアクセスが若干不便な所。京阪三条から地下鉄、嵐電を乗り継ぎます。太秦天神川駅で待っていると2010年にブレイクした「鬼太郎列車」がやってきました。でも鬼太郎って京都にゆかりがあったのかな?
10分ほど歩くと竜安寺です。さすがに世界遺産に登録されるだけあってけっこうな人が訪れています。肝心の石庭は紋様が雪の下に隠れてしまっていました。それでも縁側に座ってじっと眺めていると、心穏やかな気持ちになります。
竜安寺の後はいよいよ金閣寺へ向かいます。立命館大学の横を走る「きぬかけの道」は名前はいいのですが、車の往来が激しく歩くのには適していません。20分ほど歩いて人がだんだん多くなってきたなあ、と思ったら金閣寺(正式には鹿苑寺)です。
同じように考えてきた人が多いのか、びっくりするぐらいの大混雑。参拝券を買う窓口の前は行列ができていました。「雪が残っているかなあ」なんて話している一眼レフおじさんもたくさんいました。
通勤ラッシュ並みの混雑を乗り越え見る金閣寺は屋根にうっすらと雪を纏っていてとてもきれいです。池も凍っており、風情が増します。ただ、池の周りをたくさんの人が取り囲んでいるため、写真を撮るのも一苦労です。何とか最前列に潜り込み、人が写りこんでいない写真を撮ることができました。
ここまでで十分に満足なのですが、京都初詣ミッションはまだ続きます。ずっと買い続けている干支の置物を買うために東山の二年坂まで行かなくてはなりません。これまたギュウギュウ詰めのバスと地下鉄を乗り継いで東山へ移動です。
さすがにこの辺りの雪はだいぶ解けていますが、路傍にはかわいい雪うさぎが作ってありました。午後も遅い時間なので人混みはそれほどでもありません。
何とか閉店前に人形屋さんで干支の置物(今年はこんなの)を手に入れました。ようやく余裕がでたので、Uちゃんが辺りのお店でかわいい土産物を物色します。
京都初詣ミッションもいよいよ最終段階。Uちゃんがミッションからは絶対に外す事ができないという文の助茶屋でぜんざいをいただきます。冷えた体に温かいぜんざいはおいしいのですが、これで750円はちょっと・・。
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文の助茶屋にも雪だるま
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文の助茶屋にも雪だるま
余りに盛りだくさんなミッションだったので八坂さんに来るころには灯篭に灯が入っていました。ここで今年一年間の家内安全、(山行安全)をお祈りして、おみくじを引いたらミッションコンプリートです。夕方、灯りがついて雰囲気のある祇園界隈をぶらぶらしながら京阪電車の祇園四条に戻りました。ふ~、つかれた。
これで今年も一年のスタートを切る事ができました。今年もよい一年でありますように。