晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

若狭 うつろ谷 滝また滝の直登三昧 2015.07.04

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滝だらけ~

<メンバー> サークル 4人+1人

<山域、形態> 若狭 沢登

<コース> 林道(9:20)~うつろ谷~稜線(13:50)~赤坂山・昼食(14:00~14:40)
    ~粟柄越(14:50)~林道(15:40)

<天気> 曇り

 日曜日に石谷川で沢登り体験山行を計画しているがどうも天気が怪しい。6月は海外出張やその他モロモロであまり山に行けていないので、土日停滞は勘弁して欲しいところ。そこで、前日の土曜日に少しでも梅雨前線から離れた若狭の沢へプチ遠征する事に。

 急遽の企画にも関わらず4人のメンバーが集まってくれた。若狭は遠いけど高速道路が近くまで続いているので名古屋から2時間足らずで行く事が出来る。舞鶴若狭道を降りたところでSクリームさんと合流し耳川源流を目指す。

 ガイド本にも載っている人気の谷なので他にもパーティーがいるかと思ったらどうも我々だけのようだ。林道脇に車を停めて直ぐに入渓。

 堰堤を巻き上がると最初の滝が現れる。釜を回り込んで滝の右から登ればどうって事無いが釜が深く足が付かない。まずは私とSクリームさんがわたり、Sクリームさんが釜の泳ぎ(数メートルだが)をフォロー、私が滝を登るのをフォローする。釜さえ渡ってしまえば後は簡単。




 すぐに次の滝が現れる。滝の右側に取り付いて見たが、ホールドが乏しく以外に渋い。簡単に巻けそうなので後続には巻きを指示する。

 その次はこの谷最大の20m滝。せっかくなのでSクリームさんにロープを引いて上がってもらう。水量が多く高度感もあって中々楽しめるところ。この頃には女性陣も濡れるのをまったく気にしなくなった。




 その後も次から次へ滝が現れるが全て直登可能で楽しく登っていける。所々をお助け紐でフォローしながらどんどん滝を越えて行く。みんなすっかり沢登りの虜になったようだ(しめしめ)。














 源流部に入っても水は涸れず緩やかに流れている。地図とにらめっこしながら適当なところで稜線に飛び出すと明王の禿げの直ぐ近くだった。ガスっているが展望が気持ちいい。赤坂山までがんばって稜線を歩き、山頂で昼食。今日は○ちゃんがチャーハンを作って着てくれたので美味しく頂く。







 下山は登山道で出合いまで。きれいな広葉樹の森の中を歩いていく気持ちのいい道だった。途中、獣臭い名と思ったら猪の親子が逃げていくところだった。植林が現れると車は直ぐそこ。下山後は温泉で汗を流して名古屋に向かう。

 今回初めてのうつろ谷。滝、また滝の楽しい沢だった。日本海側らしい豊かな森も美しく、また来ても良いと思った谷だった。次回は湯の花谷下降とセットかな。参加の皆さんありがとうございました。