晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 内部川 中ノ谷 初級沢講座遡行 2018.09.08

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今日は水量多いなあ


<メンバー>

<山域、形態>

<コース>
宮妻峡P(9:10)~中ノ谷(9:35)~県境稜線(14:20)~水沢峠(15:00)
~宮妻峡P(16:20)

<天気>
曇り

 相変わらず天気の悪い週末が続く・・・。土曜日は初級沢の予定だが生憎の天気予報。小雨だけどそれでも良い方参加してください。と決行連絡したところ、なんと体験参加含めて3名の参加があった。みんなの意欲の高さに俄然張り切る。

 朝の宮妻峡はまだ雨は降っていない。今日は初顔合わせの体験さんもいるのでいつものように法面で懸垂下降の練習。体験さんは装備もすべて揃え、ロープワークも事前学習済で何とも頼もしい。

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いつもの様に懸垂下降練習

 準備が出来たら林道を歩いて中ノ谷へ。堰堤を超えて現れる最初の滝はロープワークの練習を兼ねて左から登る。水量が多いので対岸へ渡らず、直上する。

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最初の滝

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ロープワークの練習を兼ねて

 その後は堰堤を超え、長いゴーロ歩き。カズラ谷と同じように増水の痕跡はあったが、被害は思ったよりも大きくない。

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堰堤を超えて

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快調まるちゃん

 Ca650mの二俣を右に進むとこの谷の核心部に入ってくる。斜瀑を超えくの字滝を過ぎると10mの溝状滝が現れる。

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明るい谷は気持ちいい

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くの字滝を超えると

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落ちないように頑張って

 ここは取り付きの釜の通過がポイントだ。切り込み隊長に指名したなべちゃんは長い手足を上手く使って超えていく。滝の登りも危なげない。

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核心の前で記念撮影

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切り込み隊長はなべちゃん

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上手く登れました

 今後の為になべちゃんには後続のフォローもお願いする。滝上は少し水深があるので、半身水につかりながらのボディービレイでガタガタ震えていた。もう少し上に行けば水に入らなくても出来たのに。ポジショニングも勉強だよ。

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体験さんも流石です

 その後も面白い小滝が現れるので楽しく遡行。今日は水量が多いのでシャワーを思い切り楽しむ。

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まるちゃん、上手いね

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バンドを横切る

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曲者の岩間滝

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なべちゃん、フォローの仕方も勉強だよ

 最後の白い滝はメンバーの勉強の為、ハーケンを打って登るが回収を頼んだハーケンはいとも簡単に抜けてしまった。まだまだ修業が足らないなあ。

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白い滝はロープを出して直登

 白い滝を超えると流れも伏流し、ガレ場の登りになってくるので適当に登り易そうな支谷に入る。県境稜線にたどり着く直前に岩の積み木を積んだようなどこを触っても崩れそうな小尾根にぶつかってしまい、少しひやっとしたが何とか通過。

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キノコを見つけてご満悦

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左の支谷に入る

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稜線が見えた

 後は鎌尾根から水沢峠経由で宮妻峡まで。稜線はガスガスだったけど最後まで雨に降られる事なく楽しく沢登りが出来た。

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キノコ岩

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水沢峠へ

 悪天にも拘らず「沢がやりたい」と集まってくれるメンバーとの遡行はとても楽しい。みんなにもっと経験を積んでもらい、もっと大きな沢へ行きたいなあ。

 参加の皆さんお疲れ様でした。