比良 八幡谷 マンツーマン沢講座 2018.07.27
<山域、形態>
比良、沢登り
<コース>
細川集落(8:40)~八幡谷~Ca580二俣(10:20)~Ca650二俣(11:00)
<天気>
晴れ
迷走台風12号のおかげで万全の準備で臨んだ赤石沢は中止(延期)。せっかく平日に有給を取っていたので日帰り沢へ出かけようという事に。
メンバーはFFさんと二人になってしまったが、今年は一番沢に参加してくれる大切なメンバー。しっかりと技術的な事を復習しましょうと、滝がたくさんあってロープを使う比良の八幡谷に行くことに。
平日で車が混むことを想定していなかったので細川集落に着いたのはずいぶんと遅くなってしまった。まあ、二人だから何とでもなるでしょう。沢装束に身を固め、集落の奥へ進む。大きな堰堤を巻き上がった所で入渓。
大きな堰堤を越える超
谷はすぐに狭まって小滝が現れる。まだ倒木も多く少し雑然としているが、ウォーミングアップにどんどん小滝を超えて行く。
すぐにちょっとしたゴルジュ
小滝が現れる
シャワーも辞さない
標高580m二俣辺りまで来ると自然林が増え雰囲気が良くなってきた。桂の巨木に元気をもらった後は再びゴルジュに突入。出て来る小滝をどんどん超えて行く。
美しい自然林に
桂の大木
再びゴルジュ
シャワーが気持ちいい
滝が連続
どれもフリーで登って行く
これは平均台?
余裕の笑顔も出て来た
最初は緊張気味のFFさんも余裕の笑顔が出て来た。せっかくなので簡単なところは先を歩いてルーファイもしてもらう。
これはどうしよう
そのままいっちゃえ
今日はマンツーマンでたっぷり時間があるので、一つ一つの手順をしっかり確認しながら進む。現在位置の確認、二俣での方向の決め方、滝の登りやすいルートの取り方、そして確保の方法もしっかりと。
ここはロープを出す(練習、練習)
先頭を行ってもらう
かなり慣れてきた
標高670右股に入って出て来る滝はロープを出して右から巻いたが、高く巻きすぎて懸垂下降で沢に降りる。そうそう、懸垂下降の手順もしっかりと復習。
上段は右から巻く
支流を分けて行くと水が細くなってくるが、滝はまだまだ続くのでどんどん登って行く。
水がちょろちょろになってきた
右のバンドから
まだまだ滝が続く
ガレになって来た
標高950m位で水が完全に涸れたので早めに尾根に逃げようと右側の尾根に取り付くが、この登りがきつかった。沢ノボラーは水が涸れるとダメだねえ。
水が涸れた
藪をかき分けて
ヘロヘロになりながら細川尾根に出たら後は踏み跡を辿って武奈ヶ岳まで。平日の山頂は当然ながら誰もいない。本当に明日台風来るんかな?なんて話をしながら少しの間、景色を楽しむ。
少し歩くと
武奈ヶ岳でツーショット
下山は細川尾根を急降下。踏み跡が薄い所もあるけどテープもあって迷う事は無い。最後に休憩所でもう一度懸垂下降の手順を確認して本日の講習は終了。
赤石沢は残念だったけど、八幡谷も標高差1000mあり、いい練習になった。何とか今年中に行きたいもんだ(と思っていたのだが)。FFさん、ありがとうございました。