晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

比良 貫井谷 沢登り 滝また滝を快適遡行 2022.09.17

ゴルジュ大好きなべちゃん

 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 6名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

比良・沢登

 
<コース>

国道(7:30)~貫井集落(7:40)~貫井谷遡行~武奈ヶ岳(14:40)~細川尾根~登山道合流(16:25)~国道(16:35)

 

 8月は天候不良と仕事の関係で思い切った山行が出来なかったので、思い切り遊ぶぞ~と意気込んでいた9月の三連休(前半)。南アルプスイワナと戯れようと思っていましたが、まさかの台風列島縦断の予報。初日なら何とか天気は持ちそうと、泣く泣く近場の日帰り沢へ転進です。(今年はこんなんばっかり・・)

 

 行先は比良の貫井谷(3年ぶり3回目)。7年前の9月に初挑戦した時は簡単に感じましたが、前回3年前の5月に来た時はヌメヌメで難儀しました。果たして今回はどうなのか。

 

<2015年の記録>

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 国道367号の少し路肩の広くなった所に車を停め出発。貫井集落を抜けて堰堤が連続する谷沿いを歩きます。巻き道は草木が生い茂って歩き難く、パイプ堰堤を越えるまでが一苦労でした。

 

貫井集落

堰堤沿いを進む

パイプ堰堤

 

 パイプ堰堤を越えるとすぐに滝場が現れます。黒い岩は一見、ヌメリそうですが今回はヌメリは少なくフリクションは良好s。前回とはずいぶんと違うなあ。

 

すぐに滝が現れる

ゴーロを抜けると

また滝

フリクションは良好

 

 水量は少な目でガンガン登って行けます。基本、ゴルジュ大好きなべちゃんが先頭を行き、ちょっと難しそうなところはロープを引いてくれます。

 

狭いゴルジュ

CSの滝、左から巻き

 

 まだまだ水温も高いのでシャワーも平気。基本、谷全体が滝みたいなものなので、遡行図で滝を同定するのをあきらめました。基本、出て来る滝をどんどん登って行きます。

 

シャワーも平気

フリーでガンガン行きます

ここは途中で左に逃げた

ゴルジュだと生き生きするなべちゃん

またシャワーかよ

 

 核心のゴルジュもフリクションが良いせいか何だか余裕がありました。5月に登った時はヌルヌルで超怖い思いをしたのがウソみたい。

 

核心も余裕がありました

リーちゃんもガンバル

ふみふみさんのビレイ

 

 とても登りやすいので積極的に水線を進みます。どんどん滝を登っていると何だかハイになってきます。楽しい~。

 

ここも直登

落ち口が少しいやらしい

まだまだ滝が

本当にいつまで続くのかしら

またまたシャワー

 

 水が少なくなってきた所で適当に左の尾根に逃げ、急斜面をヒイヒイ言いながら登ると武奈ヶ岳の頂上に飛び出しました。頂上はガスガス、記念撮影をしたら早々に下山します。

 

武奈ヶ岳はガスガス

記念撮影

 

 下山は細川尾根。踏み跡、テープはそこそこありルートとしてよく使われているようです。傾斜が急なので登るのは勘弁ですが下りには効率がいい尾根かも。

 途中、大きなキノコがたくさん生えていました。帰って調べるとアカヤマドリという高級食材のポルチーニと近種のキノコで美味しいとの事。取れば良かったと後悔しました。

 

気持ちのいい下り

アカヤマドリがたくさん生えていました

 

 2時間弱で国道のすぐ上を走っている登山道?に出たのでそのまま貫井集落の方に進むとすぐに車に到着。

 

 最初は6人で少し時間が心配だった貫井谷ですが、ヌメリが少なかったおかげで快適に滝登りが楽しめ、いい時間に降りてくる事が出来ました。遠征には行けなかったけど台風前の貴重な一日を楽しめて良かった。

 

 参加の皆さんありがとうございました。