晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

南アルプス 大井川 信濃俣河内 沢登り② 2023.09.16~18

楽しく登る
 

<メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 3名

suzuhai.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

南アルプス沢登

 

<コース>
C1(7:20)~第2ゴルジュ出口(8:10)~第3ゴルジュ入口(9:55)~西谷出合(12:00)~Ca2090・C2(14:25)

 

<1日目の記録>

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 歩き始めるとすぐに第2ゴルジュ。水量は少な目でフリクションも良好、普通に歩いて進む事が出来ます。この谷の核心といわれる出口の滝も水線際を直登出来ました。難しい岩登りをしなくて済んだので大きく時間短縮。

 

第2ゴルジュ

水位も腰ぐらいまで

出口が見えた

水流の際をあっさり通過

本来はあのスリングを使うらしい・・

 スムーズに第2ゴルジュが通過できたので、大休止してなべちゃん釣りタイム。なんかいそうな雰囲気でしたが、結果は坊主・・。なべちゃん曰く南アのイワナは手強いらしい。

 

気を取り直して再スタート

 しばらく歩くと2条7mの滝が現れますが、手が出ないので左から巻きます。この辺から両壁が立ってきます。第3ゴルジュでしょうか。

 

左から巻く

第3ゴルジュに突入

 最初のCS滝は右岸のバンドから巻き、次の7m滝は同じく右岸から越えます。トラロープもあってそれほど難しくはありません。

 

バンドから巻く

7mは流れの左を登る

 7mを抜けると両岸が広がってきて明るい雰囲気になってきました。ゴルジュは終わったかな?きれいな釜に落ちる2mの滝は手掛かり足掛かり無く巻きました。 

 

意外と難しく、結局巻いた

 ゴルジュを抜けると穏やかな渓相になります。小滝を越えながら歩いて行くと西沢出合。初日にこの辺りまで詰める人のいるみたいですが、すごいなあ。

 

小滝は出てくるが簡単

気持ちいい

 西沢出合を過ぎると谷はちょっとずつ傾斜が出て来て、今まで見なかった大き目の滝が出てきました。登るのは簡単でロープは不要。

 

滝が出て来た

 記録では標高1800m~1900mあたりで2泊目をしているケースが多いのですが、翌日の下山の事を考えるともう少し上まで行きたい。優良物件を見送りつつ谷を詰めて行きます。右岸の崩壊地を越えるとまた滝が現れました。真ん中の乾いた部分を登ります。

 

スゴイ崩壊地

真ん中の乾いた部分を登った

 そろそろ疲れて来た頃にこの谷で一番大きな滝が現れました。もう登るのしんどいので右岸の尾根から巻き上がるとその先にも9m滝。この先に泊地があるのか不安になってきます。

 

2段10m滝右岸から大巻(簡単)

9m滝

 幸い、9m滝の右岸側には踏み跡があり、簡単に巻く事が出来ました。滝の上は傾斜も緩くなって二俣になっています。ちょうど標高は2100m辺り、この先には泊適地はなさそうなのでここで泊まる事にします。

 

 左岸側にちょっと傾いていますが3人なら何とか眠れそうな台地にタープを張り、下の河原で焚火の準備。今日はイワナはありませんが楽しい夜になりました。

 

3人なら何とか

焚火は楽し・・