晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

奥美濃 銚子洞 奥美濃の名渓再訪② 2017.07.16

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森の主の前で記念撮影


<メンバー>
サークル 3人

<山域、形態>

<コース>
泊地(7:45)~大平出合(800)~銚子洞下降~銚子滝下(14:50)
~林道ゲート(16:10)
 
<天気>
曇り

 テントの中は快適で翌朝は気持ちよく目覚める。のんびりと朝食を食べ、森の主と記念撮影をしたら出発。下山は昨日遡ったコースをそのまま下降する。

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テン場の朝

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朝ご飯の準備

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森の主と記念撮影

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3人で

 沢ノ又源流は穏やかで気持ちがいい。天気は下り坂、今日は高曇りだ。緑の中から漏れる光を浴びながらバシャバシャ歩いて行く。

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緑が美しい

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大平出合の滝

 沢の下降は遡行よりも難しい。巨岩帯では昨日登ったはずのルートが判らず右往左往したり、なかなか思うように進まない。泳ぎは下って行くだけなので楽なんだけど。

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泳ぎ下りはらくらく

 出て来る大滝は基本、登ったルートを懸垂下降。傾斜がゆるい滝はロープを捌きながら下って行く。何回かやっているうちにみんな慣れてスムーズになってきた。

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幅広15mの懸垂下降

 泳いで取りついた7m滝は容易に登れたが下降はそうもいかない。懸垂下降で一旦テラスに降り、そこから釜にクライムダウンして泳ぐ。

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泳いだ7m滝の上は懸垂で

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TBっちもだいぶ慣れてきた

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懸垂の後はクライムダウンで釜へ

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泳ぎは慣れたもの

 空は時折小雨が降る程度で十分に明るく快適に歩ける。しっとりとした苔の緑が美しい。

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苔がきれい

 最後の難関、銚子滝も懸垂下降で遊歩道に降り立つ。出発から昼食込みだけど7時間かかってしまったがまあこんなものか。あとは再びヒルを虫よけスプレーで退治しながら遊歩道を歩き、トイレからは林道を歩いて車まで。

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銚子滝の落ち口

 2度目となった銚子洞。左門岳の周回は省略したが、核心の滝やゴルジュの対応は全てトップで前回よりもスムーズに行けたと思う。これで夏本番に向けた準備は完了だ。さあ、どんな沢が待っていてくれるのか。

 参加のお二人、お付き合い頂きありがとうございました。