木曽 樽ヶ沢から岩倉川 木曽の名渓良いとこ取り 2015.08.09
滝登り楽し
<メンバー>
サークル ６人＋２人
<山域、形態>
木曽 沢登り
<コース>
林道ゲート(8:30)～入渓(8:50)～樽ヶ沢遡行～遡行終了点(12:25)～林道(12:50)～林道下降点(13:00)～岩倉川本流・昼食(13:50～15:05)～岩倉川本流下降～林道(16:35)～林道ゲート(17:00)
<天気>
晴
今年はエルニーニョだ、冷夏だと心配していたが蓋を開けてみれば猛暑が続く・・こんな日はお手頃にシャワークライミングが楽しめるところ・・という事で、木曽の樽ヶ沢に行くことにした。ここは楽しいけど距離が短く、帰りの林道歩きが大変なので、いっその事岩倉川本流に下降するコース取りと設定、はたしてどうなる事やら。
林道ゲートには４台程の車がすでに停まっていた。我々も何とか車を停めて準備をする。入渓点は林道を20分程歩いた橋の所。いきなり滝から始まるが既に汗をかく程の暑さなのでシャワーでガンガン登る。
花崗岩の明るい谷
シャワーでガンガン登る
この谷の見せ場になる幅広３０ｍ滝は水量少な目だけどやっぱり見事。青空からシャワーを振り撒いているようだ。傾斜は緩めだがスリップすれば下まで行きそうなので、左のクラック沿いにロープを延ばす。
濡れるのも辞さない
左のクラック沿いに
大滝を超えても滝が次々と現れるので飽きることが無い。登れないＣＳの滝も巻き道がしっかりしてので安心だ。最初に来た時は巻いた２０ｍの滝も左のカンテから超える。itaさんはロープをつけて水線突破を楽しんでいる。
ステミングで
ＣＳの滝で記念撮影
これも右のカンテを直登
itaさんは水線を突破
その後も小滝を次々と突破していく。徐々に水流が細くなり右手に伐採斜面が見えてくると樽ヶ沢の遡行はそろそろおしまい。遥か上を走る林道のカーブミラーを目指して尾根を登って行く。太陽に炙られて暑い・・。
岩潜り
これは巻いたかな
ガンバレ
尾根から林道に
今回は下山も楽しもうと言う事で岩倉川本流を下降する事に。林道を10分程歩いて三俣に続く支流を下って行く。上部はガレの堆積したガレ谷で、石を落とさないようにヒヤヒヤしながら降りていく。結果的には余りお勧めできるルートではなかったなあ。三俣の堰堤状滝の下で遅いお昼ごはんにする。
少し懸垂下降の練習などをした後は本流を下降する。泳ぎやクライムダウンを交えて楽しく下る。やっぱり林道歩きより楽しい。
きれいな淵
美しい滝
１５ｍ滝を懸垂下降で降りてしばらく下ると本流を横切る橋に出る。ここから林道上がりゲートまでテクテク歩いて終了。短い谷の積もりだったが８時間以上も遊んでしまった。
１５m滝
自身３回目の樽ヶ沢、手軽に滝登りが出来る谷としてはお勧めだ。盛夏にシャワーで登るのがやっぱり楽しいかな。参加の皆さんありがとうございました。
