奥美濃 山の恵み沢登り 2023.05.20-21
いただきま~す
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 6名
<山域・形態>
<コース>
○1日目
駐車地(8:30)~林道歩き~出合(9:00)~遡行・山菜探し~山頂(13:40)~泊地(14:35)
○2日目
泊地(7:55)~山頂(8:50)~下降~出合(13:45)~駐車地(14:10)
サークルの若いメンバーをターゲットに沢泊体験山行を企画します。行先は奥美濃の某谷。豊穣の森が広がる奥美濃で山の恵みを少し頂き、のんびり美味しく谷で過ごそうというのが今回のテーマです。
未舗装の林道をガタガタと進み、ゲートの前に駐車。30分ほど林道を歩くと目指す谷の出合に到着。堰堤を左(ちょっと渋い)から巻いて沢登り開始です。
ゲートの手前まで車で入れました
この堰堤の巻きが最初の核心
谷は特に難所はありません。新緑から深緑に変わりつつある森の中を進んで行くと、20m滝が現れました。ここは右岸から巻き。
快適な遡行
緑が美しい
20m滝
右岸から巻き
さあ、ここから今回の主目的である山菜探しを開始します。今日の為に山菜図鑑も持参しました。
山菜図鑑で事前にチェック
しかし、今年は雪解けが早かったせいか、目当てのコシアブラなどは育ってしまっていて、時期を過ぎてしまっています。また、実物と図鑑では見た目の印象が異なり、中々難しいなあ。なべちゃんはせっせとコゴミゼンマイを収穫しています。
キョロキョロ辺りを見ながら歩きます
これは栃の木(コシアブラではありません)
大した収穫もないまま、谷の水は乏しくなり傾斜が増してきました。ガレを詰め、笹を掴んで稜線に乗り上げます。
傾斜が立ってきた
笹薮を漕いで
お昼過ぎには山頂に着いたのでテンバを求めて反対側の谷に降りて行きます。ちょうどいい感じの台地を見つけたので、タープとツエルトを張ってまずは薪集め。
この辺にしようか
タープ
ツエルト
薪が十分に集まったら釣りタイム。なべちゃんは2匹、つるちゃんは1匹、私は絡まった糸が老眼で見えず、断念。
金色が美しい
焚火が起きたら冷やしておいた飲み物で乾杯。飲みながらおつまみを作ります。魚は塩焼きに、なべちゃんが採ってくれたコゴミは天ぷらに。あとは持参してきた食材を適当に調理。
冷えたかな
乾杯~
遠火でじっくり焼きます
定番のジャーマンポテト
コゴミはてんぷらに
ほろ苦い山の恵み
16時過ぎから宴会を開始して、寝たのは21時過ぎ。遡行時間よりも宴会時間が長いような気がしますが、たまにはこんなのもいいでしょう。
焚火の夜は更けて行く・・
2日目は往路を戻るだけなのでゆっくりと起き出してのんびり準備をします。帰路は笹薮の下りが少しやっかいでしたが、ロープを出さずに降りていく事が出来ました。20m滝は懸垂で降ります。
さあ、帰りましょう
笹の急斜面
懸垂下降
集合写真
往路と同じくらいの時間を掛けて車に戻ってくると汗ばむような陽気。夏はもうすぐそこだなあ。
参加の皆さん、ありがとうございました。