晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

赤岳 3度目の展望荘泊はやっぱり快適②  2015.01.11

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急いで撤退・・

<メンバー> サークル 6人

<山域、形態> 八ヶ岳 ハイキング

<コース> 赤岳展望荘(8:00)~地蔵尾根~行者小屋(9:05)~南沢~
    (滑落停止訓練)~美濃戸(11:25~12:00)~美濃戸口(12:45)
    
<天気> 曇り

 夜は一度も目が覚めることは無く久しぶりにぐっすりと寝たような気がする。年末年始の疲れをここで癒したって感じだ。館内放送で食堂に向かい、やはり豪華で美味しい朝食を頂く。屋内にいても風が強いのが判る。

 ひょっとして御来光が見れるかもと外に出てみたら強風の上、視界は20mも無い位。御来光は早々にあきらめて今日の行程をどうしようか考える。

 展望荘に泊まっている多くの人が硫黄岳までの縦走を考えていたようだが、皆今日はあきらめると話している。我々も外に出て横岳が見えなければ下山すると決め、外に出てみるとやっぱり見えない。地蔵尾根で下山だ。



 展望荘の宿泊客の大半が一斉に下山を開始したので地蔵尾根の下りは渋滞状態。風が強いのでナイフリッジは万が一を考えトラバースする事にしたが、トラバースに手こずっているメンバーを跨いで追い抜いていく不届きなパーティーもいて強烈に腹がたった。八ヶ岳ともなるとああいう馬鹿なパーティーもいるもんだ。


 こんな天気にも関わらずどんどんと登ってくるパーティーとすれ違いながらさくさくと下山。行者小屋でアイゼンを外す。途中でいい斜面があったので滑落停止訓練のような物をやって時間をつぶす。






 美濃戸まで戻って来てもまだ昼前、昼食を摂った後は凍結路面に注意しながら美濃戸口まで。帰りはお決まりの温泉に入って帰名。中央道ではうっすら積もる程の雪が降ってきた。


 今回、計画を大幅に縮小しての赤岳だったが、初めてのメンバーが3人いてそれぞれに喜んでもらえたのは大きな収穫だった。これを起点に色々と経験を積んでレベルをあげていければいいなあ。参加された皆さん、お疲れ様でした。

終わり