<メンバー> サークル 7人
<山域、形態> 鈴鹿 ハイキング
<コース> 藤原簡易P(8:10)~木和田尾~白船峠(10:50)~カタクリ峠(12:10)
~御池岳(14:10)~カタクリ峠(15:15)~コグルミ谷右岸尾根
~国道306(16:20)~藤原簡易P(17:55)
~御池岳(14:10)~カタクリ峠(15:15)~コグルミ谷右岸尾根
~国道306(16:20)~藤原簡易P(17:55)
<天気> 晴れのち曇り
前週の赤岳は参加者が限定される山行だったので初心者でも参加可能な藤原岳のスノーハイクを計画した。当日は適度に冷え込み、移動性高気圧に覆われる絶好の雪山日和、参加者もそこそこ歩けるメンバーが揃ったので条件がよければ御池岳に転進もいいなあと考えながら藤原簡易パーキングをスタートする。
木和田尾の鉄塔巡視路を利用し、植林の急登を黙々と登る。植生が自然林に変わると雰囲気が一気によくなり、鉄塔下からは青空の下、真っ白な伊吹山が見える。
雪は締まっており、先行者のトレースもしっかりあるのでワカン不要でもどんどん登っていける。坂本谷分岐を越え、急斜面のトラバースをこなすと白船峠に到着。時間的にはぎりぎりだがこの青空を逃す手は無いだろうと御池方面へ転進を決意。ワカンを装着してカタクリ峠を目指す。県境稜線にはきれいな雪庇ができていた。
白船峠からカタクリ峠まではノートレースに足跡を刻む気持ちのいい歩き。ワカンをザクザクといわせながら青空の下を歩いていく。
しかし、ここでメンバーに1人が足の攣りを訴えたので少しペースダウン。何とか7合目を越え、真の谷側への乗り越す辺りで昼食を摂る。この辺りは青空に樹氷が映えてとても美しい。早くテーブルランドに上がりたいと気ばかりが急く。
真の谷を越え、丸山へ取り付き出す頃には微妙に雲が出てきた。息を切らせて高度を上げて行き、何とかテーブルランドに出た頃には生憎のガスの中。それでも幻想的なモノトーンの世界にうっとりする。毎度お馴染みの人間スタンプをやったり、山頂の記念撮影で人文字を作ったり、雪に粉末ジュースの元をかけて食べてみたり、やっぱり雪山は楽しい。
時間も押してきたので奥の平には行かず、丸山から下山する事に。谷をまっすぐに下り、フワフワの新雪の感触を楽しみ、コグルミ谷の右岸尾根ではシリセード三昧。帰りは国道歩き1時間半をやって藤原簡易Pに戻る。体には堪えたが、やっぱり楽しい冬の御池岳だった。
最初は藤原岳でお気楽にシリセード大会でも、と思っていたが、真面目に御池岳を目指すハードな雪山になってしまった。青空のテーブルランドといかなかったのは次回のお楽しみ。参加のみなさんありがとうございました。