晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿テントの夕べ 2014年秋 2日目 2014.11.23

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イブネ・クラシはガスの中

<メンバー> サークル 11人

<山域、形態> 鈴鹿 ハイキング

<コース> キャンプ地(8:55)~小峠(9:15)~イブネ(10:20)~佐目峠(10:30)
    ~御池鉱山跡(11:05)~キャンプ地(12:10~13:10)~根の平峠(13:50)
    ~朝明キャンプ場(15:00)

<天気> 晴れ

 若干の二日酔いを残して6時起床。今日は朝合流するメンバーと根ノ平峠で8時に待ち合わせなので7時半までに朝食を終えないといけない。飯ふくろで10人前のお米を焚いて、その間に焼き豚丼の具を作る。玉ねぎをすき焼きのタレで炒め、焼き豚と卵を加えて半熟に仕立てる。朝から大忙し・・ふう。


 無事に朝食を済ませ、根ノ平峠迎えメンバーを送り出したあとはテン場で少しまったり。今日はせっかくここまで来ているのでイブネまで足を延ばしてみるつもりだ。


 今日、合流のメンバーも加わって11人でイブネを目指す。コースは最短の小峠経由。小峠までは崩壊した谷中を歩くが、小峠からが急登ながらテープベタベタ、踏み跡しっかりで歩きやすい。


 小峠からは1時間弱でイブネ台地に到着。ここから鈴鹿山系を大展望が広がる筈だが、寒気が入っているのかガスガスで視界は無い。急ぎ足でイブネに向かう。




 イブネはテント泊地と人気があるようで、昨晩泊まったというパーティーと何人かすれ違う。昨夜は星がきれいだったとそうだ。風が強く寒いので佐目峠から下重谷を経由してまっすぐに千草街道に降りることにする。


 千草街道との合流はちょうど大きな石段の上。(昔の施設の跡?)そこからは歩きやすい千草街道をサクサク歩いてテン場まで。空は計ったように青空が広がり少し悔しい。道の傍らには枯れた木にナメコが乾燥して残っていた。



 途中、御池谷上流の崩壊地(これが天狗谷などの淵を埋めた砂利を供給している模様)を眺めながら、コクイ谷出合いを超えてテン場に到着。思ったよりも早く下りて来たのでテン場でお昼ご飯。


 お昼ご飯の後はテントを撤収し朝明へ戻る。帰路も穏やかな天気でスムーズ下山する事が出来た。みなさんお疲れ様でした。


 今回のテント泊、初心者を含む10人のメンバーをつれて、計画、準備、食担、歩荷、山行リーダーの兼任は正直とても疲れたが、また行きたいというメンバーが何人かいればそれで救われた気がする。この中からハードな山行を共に出来るメンバーが育ってくれれば、まだまだ頑張れるんだけど。来年の春はどこでテントを張ろうかな。