晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿セブンマウンテン縦走② 藤原岳~竜ヶ岳 2015.04.11

イメージ 1

藤原岳を振り返る、今回唯一の青空

<メンバー> サークル 7人

<山域、形態> 鈴鹿 ハイキング

<コース> 藤原岳(5:45)~(迷い尾根ロス15分)~治田峠(7:30~7:45)
     ~静ヶ岳分岐(8:50~9:00)~竜ヶ岳(9:50)
    
<天気> 曇りのち晴れ

 藤原岳から治田峠への激下りはガスガスの中を歩いていく。気温は低く肌寒いくらいでスピードを上げるのにちょうどいいが、まだ体が完全に起きていない。ガスのせいか迷い尾根分岐の道標を見落とし、しっかりと迷い尾根に入り込んでしまった。これで15分のロス。藤原岳から1時間45分で治田峠に到着。この時点で予定時刻よりも遅れてしまう事になる。



 今回の縦走のコースタイム設定はかなり厳しく、エアリア(山と高原地図)のコースタイムを前提とし、コースタイムより早く歩ければその分が休憩時間になるという算段。しかしご存知のように鈴鹿山と高原地図はかなりシビアなコースタイム設定なのでそれ程余裕はない。しかも時間が「これ本当?」というような箇所もある。以降、常に「遅れ」を気にしなければいけないというキツイ山行になってしまった。


 銚子分岐、静ヶ岳分岐を超え、セキオノコバを過ぎる辺りからガスあ晴れてきて辺りが明るくなって来た。まだ残る雪渓を登りつめてクラ分岐に飛びだすと青空の下、藤原岳が見渡せた。結構歩いてきたつもりだけど先は長いなあ。





 気持ちのいい笹原の稜線を歩いて竜ヶ岳までひと登り。ご機嫌で2座目の竜ヶ岳山頂に到着した時には、辺りはすでにガスに包まれていた・・。





 歩き始めて4時間20分、ここからサポート隊の待つ三池岳までは石槫峠まで急降下とアップダウンのある尾根登りであと3時間以上歩かなければいけない。果たしてどうなることやら。

続く