晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

宇連川 栃ノ木沢 台風一過の怒涛の滑沢  2014.08.10

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気を許すと持って行かれるかも・・・

 

<メンバー>
山仲間 4名

 

<山域、形態>
三河 沢登

 

<コース>
入渓(9:30)~キャンプ場(10:20)~20m大滝(12:00)~登山道が横切る、遡行終了点(13:30)~登山道~昼寝~入渓点(16:10)

 

 
 お盆休みは南紀の黒蔵谷へ遠征を計画していたが、遅々として進まない台風11号日本各地(特に紀伊半島)に大雨をもたらし、南紀はおろか台高、比良、鈴鹿北アルプス南アルプスもとても沢に行くような状況ではなくなった。

 

 そんな中、michi君が代案として挙げたのが奥三河宇連川周辺の滑沢をいくつか。水量ガ少ないとショボイ沢になるのでは、と今まで敬遠していたのだが、こんな時しか行く事も無いだろうという事で出発する。

 

 台風はようやく通り抜けてくれてとりあえず青空が広がっている。集合場所である鳳来ICは高速道路のお陰で、1.5時間で来る事ができた。

 

 まず1日目のコースは栃ノ木沢。飯田街道から宇連ダム向かい、林道を奥に進む。キャンプ場より下流の空き地に車を止め入渓する。この辺りでは有名な沢のようで、入渓場所には踏み跡がついていた。

 

 谷は今まで見た事の無い渓相。黄色い岩盤が道路のように広がり、川幅いっぱいに水が流れてくる。傾斜が無いとは言え油断していると足をすくわれそう。膝を高く上げながらジャバジャバと歩いていく。

 

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川幅いっぱいに流れる滑

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足を取られそう

 

 キャンプ場を越え二股を左に入ると谷は徐々に傾斜を増してくる。普通なら何でも無いような所もすごい水量で大迫力。川幅いっぱいに水が広がり、全部が滑滝のようになっている。

 

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キャンプ場

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ちょっとしたところでも苦労する

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クロバットやなあ

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リーチの短いEちゃんはこんな感じ

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迫力あるなあ

 

 水流の強さを見極め、足を持って行かれないように慎重にコースを選択する。この大迫力の谷全部が滝状態に刺激が大好きのNちゃんは大笑いしながら遡行している。

 

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一枚岩の滑

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とても水の中は無理

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流されたらスライダーに

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ここは左側へ直登

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噴水のようだ

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水流をうまくよけて

 


この迫力を動画で

 

 途中に現れるこの谷最大の20m滝は右から巻。登っている記録もあるがとても近寄れたものではない。その他の滝は何とか水線近くを登ることができた。

 

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自然に巻気味になる

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美しいスダレ状の滝

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この谷最大の20m滝、とても近寄れません

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逆相の滝

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ナメ~

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直線のナメ~

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気を許せばスライダーに

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右側の岩を登る

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緑の中のナメ

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まだまだ続く

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開けてきた

 

 標高650m付近、登山道が沢を横切る辺りで遡行を打ち切る。暑いので明神山はパスして登山道で下山にかかる。キャンプ場の上の1枚岩の滑は朝よりもずいぶんと水量が減っていた。今日は近くに泊まってのんびりの予定なので、岩の上で昼寝を楽しむ。

 

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水量は朝に比べてだいぶ減った
 

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 お昼寝・・・

 

 明日も同じ水系の滑沢の予定なので近くの駅前でシートを敷いて宴会。スーパームーンを肴に沢談義を続けていたら夜中に雨が降ってきた。

 

 雨は翌朝になっても止まず、とりあえずという事で入渓点まで様子を見に行くと昨日以上の大水量・・。こりゃダメだとすぐに撤退を決め、昼過ぎに名古屋に戻ると雨はすっかり上がっていた・・。

 

結局、日帰り沢1本で終わってしまった今年のお盆遠征、よく考えてみるとお盆に遠征が成功したのは去年の上の廊下ぐらいか。ちょっと来年からは考えた方がいいのかもしれない。

 

おわり