南ア 黄蓮谷から甲斐駒ヶ岳 2018沢泊トレ① 2018.07.14
<山域、形態>
<コース>
林道通行止め地点(7:50)~日向山登山口(8:50)~林道終点(10:35)
~尾白川入渓(11:05)~噴水滝(13:45)~黄蓮谷出合(14:55)
~千丈の滝下(15:55)~泊地(16:20)
<天気>
晴れ
2018夏本番、赤石沢に向けた沢泊トレーニングとして選んだ渓谷は尾白川の黄蓮谷。個人的には2012年に遡行しているが6年での自分の成長(退化?)を測るにはちょうどいいだろう。今回は+αとして甲斐駒登頂後に鋸岳の縦走を加えてみる。
梅雨が早くに開けたので天候としては絶好の沢日和。下山予定地の釜無川に車をデポし、尾白川渓谷から矢立石登山口まで向かう。
しかし、林道が尾白川渓谷からを走り始めてすぐに通行止め。仕方ないので通行止め地点の少し手前に車を停めて歩き始める。本来のスタート地点1時間の歩き。ふう。
本来のスタート地点まで1時間の歩き・・
ここから林道終点までの歩きも過酷だった。猛暑を通りこした酷暑の中、汗をポタポタ流しながら歩く。暑さでフラフラになりながらようやく林道終点まで2時間弱の歩き。
林道はかなり荒れている
トンネルを超えて
林道終点からは残置ロープを伝って沢に下降。スタートから3時間でようやく沢に入れる。早速水に浸かってクールダウン。
残置ロープを伝って下降
やっと沢に入れる
尾白川本流はスラブ滝が連続するスケールの大きな渓相。直登出来ない滝も巻き道がしっかりついていて、技術的に困難な箇所は無い。入渓までの暑さでフラフラになったメンバーもいたので、今日はまったりと進む事にする。
美しい景色を眺め、泳ぎも楽しみながらのんびり遡行。真夏の太陽に黄蓮独特の水の色に反射してキラキラしている。
エメラルドグリーンの水
もうのんびり行きましょう
美しい・・・
最初は緩やかな沢
次々と出て来る滝をみんなで攻略方法を考えながらワイワイと登って行く。私とmichi君は答えを知っているはずだが、どうも記憶があやふやだ。
ワイヤーのかかる滝
快適に登る
ここはどう越えよう
ガバを使って乗越し
大きな釜を持つ滝
これは巻き
のんびり遡行に変更
噴水滝
雄大なスラブ滝
泳いで遊んじゃおう
ここはどう行く?
ルートを見極めて
難しそうだが巻き道ははっきり
尾白川本流との分岐を過ぎ、しばらく進むと千丈の滝。今回は水量も多く中々の迫力。滝下に黄蓮谷大龍神の碑が転がっていた。大雨で流されたのだろうか。
千丈の滝
記念撮影
黄蓮谷大龍神
今日の泊地は千丈滝を巻き上がり左岸に移った所にある快適な場所。前回は時間が早すぎるという事でパスしたが、ここなら明日、甲斐駒ヶ岳に登頂するのにはギリギリ可能だろう。
早速、薪を集めタープを張る。夕食はFFさんの豪華メニュー。今シーズン初めての沢泊だけどやっぱり楽しいなあ。
左岸の快適なテン場で
今日のご馳走
肉~
つづく