晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

水越谷 風折滝氷瀑 天使の翼再訪     2014.02.11

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風折滝の氷瀑(天使の翼)

<メンバー> サークル 3名

<山域、形態> 台高 バリエーション

<コース> 宮ノ谷林道終点P(9:00)~風折滝・昼食(12:30~14:00)
    ~宮ノ谷林道終点P(16:00)

<天気> 晴れ

 風折滝の氷瀑が見たいというサークルの新入会員のJちゃんのリクエストに応えて台高を目指す。2月に入ってから暖かい日が続いており、2月1日の時点では氷は全く無かったとの情報もあり、一抹の不安を抱えながら蓮ダムを越える。道中、稜線にはきれいに霧氷が付いており、今日は尾根歩きが正解だったかといらん事を考えてしまう。

 宮ノ谷林道を奥まで進むと地元の方が出発の準備をされていた。行き先は同じく風折滝だという。水越谷出合までは立派な遊歩道を進んでいく。雪は少なく、気温もそれほど低くないようだ。凍っているかな~。



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水越谷出合(こんなタイムでは無理)

 水越谷に入ってからは、ほぼ沢登りの様な状態になる。ヘルメット、ハーネスを付けてもしもの場合に備える。岩を潜り、斜面をトラバースし、残置ロープをよじ登り進んでいく。ここに至って風折滝をリクエストしたJちゃんも少し後悔したという・・。






 難所は3か所位か。慎重に進んだので出合いから2時間以上かかってしまったが、無事風折滝に到着。最初の心配をよそに小ぶりながらも天使の羽根が広がっていた。




 滝を眺めながらのんびり昼食を摂る。といっても日が差し込まない谷の奥なのでじっとしていると寒くなってくる。(風が無いのが救い・・)昼食の後は氷をよじ登り、滝の近くまで行ってみる。滝を落ちてくる水が巻き起こす風で寒いのなんの。すぐに退散する。



 帰りも同じコースを辿るが、下りは更にアドベンチャー。何とか宮ノ谷林道に着いた頃には16時近くになってしまった。


 久しぶりに谷底をゴソゴソと這いまわってみたけどやっぱり沢は楽しいなあ。氷瀑もいいけど早く水が温んで本当の沢登りを楽しんでみたいもんだ。