晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

入道ヶ岳 2014年初詣山行 2014.01.03

この凧のよう飛躍する一年になりますように

 

<メンバー>
サークル 14名

 

<山域、形態>
鈴鹿 ハイキング

 

<コース>
椿大神社・初詣(10:00~10:30)~北尾根~北ノ頭(13:05)~奥宮・昼食(13:15~14:00)~入道ヶ岳頂上・凧揚げ(14:15~14:30)~井戸谷~椿キャンプ場・ぜんざい(16:00~16:50)~椿大神社(17:00)

 

 恒例になったサークルの初詣山行は今年も入道ヶ岳。体験参加者4名を含む14名の大所帯になったが参加者が多いのはうれしい限り。サークルとしても幸先の良いスタートになった。

 

 入道ヶ岳の麓にある椿大神社猿田彦大神を祀る伊勢の国の一の宮。最近の伊勢参りブームの影響か、ここも参詣者が増えているような気がする。今日も参詣者の車の列に並んでしまい、駐車場待ちで1時間もロスしてしまう。おまけにやっと停めたと思ったらは登山者別の駐車場に回れという。そっちは少し離れるが全然混んでおらずスムーズに停められた。それなら最初にそういう誘導すればよいのに、機転が利かないなあ・・。

 

 気を取り直して参道に向かうがここも結構な人。本殿は後回しにして先に山に登ろうと思ったが、他のメンバーはしっかり列に並んでいたのでお参りが終わるのを30分待つ。その後、おみくじを引くメンバーもいて登山口に着いたのは10時半になっていた。14人もいると大変だ・・。 

 

しっかり本殿にお参り

 

 予定より1時間半遅れての登山開始。最初は愛宕社の石段を登っていく。いきなりの急登に正月明けのメンバーは早くもヘロヘロ。

 

北尾根の登山口 愛宕社からスタート

この石段が核心部・・

ようやく石段を登り切る

 

 今日はポカポカと温かく、登り始めると汗が噴き出してくる。何回かアップダウンを繰り返しながら高度をあげて行くと、植林から雑木林に変わり、やがて馬酔木の群落の中に入っていく。標高850mを越えるとようやく雪が付いてきた。

 

植林帯の急登から

馬酔木のトンネル

ようやく雪が出てきた

 

 傾斜が緩くなってくると北ノ頭まではもうすぐ。馬酔木の途切れた所から御在所、鎌ヶ岳がカッコよく見える。出発から2時間半で北ノ頭に到着。雪は少ない。

 

御在所、鎌がかっこいい

北ノ頭に到着

 

 時間も押しているのですぐに奥宮へ移動し、今年の山行の安全を祈願、「今年も全ての山行が天候に恵まれ、楽しく、安全でありますように」。

 

奥宮で本年の安全山行を祈願する

 

 奥宮の横で遅い昼食を摂った後は頂上の鳥居の前で凧揚げの予定。雪原を横切り山頂に移動する。雪は全然積もっていないので凧揚げの為に走るには格好の条件だが、いつもはビュービュー吹いているはずの風が無い。すぐに凧揚げを諦め、昼寝するメンバーも。

 

雪原を横切って

入道ヶ岳から御在所、鎌

風が無いのでお昼寝

お昼寝が増えた

 

 しかし、粘り強くたこを上げているメンバーもいる。時折吹く風を見計らって一気にダッシュ。何とか風を捕まえて数分間はあげる事ができた。今年も子の凧のように飛躍できるといいなあ。

 

凧揚げ、頑張っている人も

一瞬の風を捉える

 

 いい時間になって来たので山頂で記念撮影し井戸谷から下山する。井戸谷の上部には雪が少し残っていたのでちょっとだけ雪山気分が味わえた。下山は順調で1時間半で麓のキャンプ場に到着。

 

みんな笑顔で

 

 やっと暗くなる前に帰れる目処がついた所で今日の最後の目的、ぜんざいを食べる事にする。ブルーシートを広げて且ついできたアンコを水で溶いて温め、餅を茹でる(焼くと時間がかかる)。14人に行きわたるように分配するのは大変だったが何とか日没までに片付ける事ができた。ふう・・。

 

ぜんざいで〆

 

 今年最初の山行は天気にも恵まれ、たくさんの人が集まっていいスタートが切れた。組織(サークル)を上手く運営しながら自分も山も楽しむのは中々大変だけれど、今年もたくさんのメンバーに山の楽しさを知ってもらえるように頑張って行きたいと思う。

 

皆さん今年もよろしくお願いしますね。