晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

梅雨の奥飛騨温泉 その2 H23.06.25-26

朝は布団の中でダラダラしていたかったのだが、雨の音で目が覚めました。

もしこれが山の中なら憂鬱このうえないのですが、しっかりとした屋根のあるところなら「風情があっていいねえ」なんて余裕な気分になれます。

朝食は遅めに頼んでいたので、また温泉に入ります。おかげでお肌はすべすべです。


朝食も大変美味しくいただきました。特に朴葉味噌焼きはご飯が何杯も進む麻薬のような美味しさ。Uちゃんも「作らなくても朝ご飯が食べれるって最高!」と喜んでおかわりしていました。


宿を出る時は土砂降りの雨だったのですが、平湯辺りまで戻ってくると空に青空が見え始めました。
こりゃひょっとして(白山に続いて2匹目のドジョウを狙い)と思い、乗鞍スカイライン行きのバスに乗り込みます。こんな天気のせいでアカンダナの駐車場には我々の他に1台だけ。(上高地は土砂崩れで通行止め)

ガラガラのバスに揺られる事1時間で標高2700mの畳平に到着です。雲の上かな?と思ったのは甘く、畳平は強風とガスの中、おまけに気温は9℃。ウインドブレーカーを車に忘れてきたので、思い切り寒いです。でもせっかくなので一番近いピーク「魔王岳」まで行ってみる事にします。



遊歩道を10分ほど登ると魔王岳に到着。ピークに出るとさらに風が強く感じます。我々のスタイルはTシャツに運動靴、まさに山をなめたスタイルだったので早々に下山。途中、幸運にもライチョウに出合えました。







後はターミナルで土産物を眺めたりブラブラ。でもってやってきたバスに乗り滞在時間1時間で畳平を後にします。僅か1時間でしたがUちゃんも楽しかったようで、また山に登ろうかな?なんて言っています。(期待せずに待ってます)

バスに乗り標高がさがってくると何とかの法則通り晴れ間が広がってきました。 


バスを下りるとうだるような暑さ・・。もう夏だなあ。
帰りは高山市街へは寄らずまっすぐに名古屋へ向かいます。渋滞も無く快適なドライブで素敵な2日間を締めくくりました。

おしまい。