晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

南紀白浜 親孝行?温泉旅行①

この週末は山へ行っていない。天気も良かったのに何故か?
郷里の母が今年還暦を迎えたので、還暦祝いの家族旅行に出かけていたのだ。

家族全員(おとん、おかん、私、弟二人)集まっての旅行は本当に久しぶり。
子供の頃は毎年どこかへ出かけていたのがとても懐かしい。

今は、私と真ん中には奥さんがいて、さらに真ん中には子供が二人。(一番下は独身)。
総勢9名での大旅行になる。

行き先は、おかんがどうしても「崎の湯」に入りたいというので近畿のリゾートビーチ白浜温泉へ。

前夜大阪に移動して、朝、10人乗りのレンタカーで出発。
まず到着したのは「三段壁」海に突き出した断崖絶壁で景色がすばらしい。

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海中洞窟と絶壁

がけの上には柵など無く、勇気を出せば下が覗ける。
みんな恐る恐るへっぴり腰になる。
三男坊はそこまでして見たいか?というような格好で下を覗いている。

こうしてみると海からの景色もすばらしい。いつもは山の景色を見ているが、たまにはいいもんだ。


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恐る恐る

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そこまでして・・・

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すごいなー

断崖の上から絶景を眺めた後は、有料エレベーターで海底洞窟に下りる。昔の海賊の根城だったという洞窟は見事だったが、エレベーター代金が高いので、もう多分来ないと思う。

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海底洞窟


三段壁での見物を一通り終えても、チェックインの時間にはまだ早いので、千畳敷へ行く。
やわらかい砂の積もった地層が海に侵食されてできた不思議な景色。
波打ち際まで歩いていって、しばらくぶらぶら。




のんびり海を眺めていたらいい時間になったので、宿に向かう。
大阪にいるときは白浜は通過しただけだったが、改めて見ると見事な砂浜だ。
もう9月だというのに水着姿の海水浴客もいる。
水着を持っていなかったが、たまらなくなって三男坊と一緒に泳ぎにいってしまった。

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リゾートビーチ、白良浜


いくらリゾートビーチでも、野郎二人で泳いでも楽しく無い事に気付くのに、そう時間はかからない。
そうそうに切り上げて、今回の一番の目的「崎の湯」に向かう。

崎の湯は海岸の岩場の中になる露天風呂で、海を眺めながらお湯につかる事のできる温泉。
前に来たときは無料だったが、立派な脱衣場ができていて有料になっている。
男湯は近くの展望台から丸見えだが、だれもそんな事は気にしていない。

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崎の湯へ向かう

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崎の湯

波の砕ける音を聞きながら温泉につかっていると、体にたまった疲れがスーッと抜けていくようだ。
夏山と沢登りで疲れた体(仕事でも疲れていますが)をリフレッシュして、あらたな季節に望もう。

宿に戻ると、夕日がきれいに海を染めていた。

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太平洋に沈む夕日

つづく