晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

愛知川沢登り 白滝谷出合~ヒロサワ 2006.08.06

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ファイト~! いっぱーつ!!


<メンバー>

サークル

 

<山域>

 

<コース>
朝明~ハト峰~白滝谷出合~天狗滝~七丈淵~ヒロサワ~ハト峰~朝明

 

 サークルで毎年恒例の企画「愛知川沢登り」が今年もやってくる。本番に先駆けて下見に行くことにした。コースは白滝谷出合~ヒロサワ。距離は短いが、白い花崗岩の渓谷が美しく、泳ぎの要素の多い楽しいコースである。

 

 少し、遅い時間に朝明を出発。キャンプ場は夏休みの家族連れでいっぱい、子供の歓声がこだまする。しかし、ザックを背負って歩く人はほとんどいない。今日は足の速いメンバー3人なので、飛ばしてハト峰を目指す。ほぼ休憩なし、45分でハト峰に到着。
太陽が照りつけ、むちゃくちゃ暑い。
 

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灼熱のハト峰(気温は35℃を越える)

 

 ハト峰から、白滝谷出合に向けゆっくり下降して行く。気持ちは既に川の中だが結構距離がある。ここも飛ばして約45分で白滝谷出合に到着。ここで昼食にする。

 

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白滝谷出合

 

 昼食のあと、さっそく遡行開始。水は心地よい冷たさで生き返る。河原を少し歩くといきなり両側が断崖となってる廊下帯にでる。ここは泳いで通過。

 

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つめたー!!

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イキナリの泳ぎ

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泳ぎも快調

 

 まもなく、下谷尻谷出合につく。入り口のチョックストーンからは二筋の滝が落ちている。今日はここは眺めるだけ。

 

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谷尻谷出合のチョックストーン


 ほどなく、水路がクネクネと曲がった箇所に着く。ここも泳いで通過。このあたりの景観がもっとも美しい。

 

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先はどうなっているのか

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美しい渓谷

 

 狭い廊下帯を越えると愛知川の核心部、天狗滝に着く。落差5mほどながら愛知川の水を一気に集めて落ちる様は圧巻。ここは普通巻き道を行くが、今日は水量も少なく直登り可能。

 

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天狗滝

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直登するキムキム

 

 滝では数グループが休憩をしている。滝の上から眺めると結構な高さであることを実感する。キムキムは今年もダイビングしている。

 

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上からの眺め

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ダイビングキムキム

 

 天狗滝から上は、困難な箇所はほとんどない。全て飛び石で歩けるが、ホワイトウォーターを見ると血が騒ぐ二人は、わざわざ小滝に飛び込み、直登に挑戦している。一見易しそうだが、実は足がつかないので難しい。手がかりだけを頼りに上半身の力だけで登らなくてはいけない。

 

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 ファイトイッパツ①

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ファイトイッパツ②

 

 続いて七丈淵に到着。丈は昔の単位で約3m。七丈なので21メートルの長さがあると言うことか。水の色はエメラルドグリーン。

 

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七丈淵

 

 七丈淵を過ぎるとヒロサワまではもう少し。ここでもカワトンボを追いかけながら泳ぎ、そして歩く。

 

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カワトンボ

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川中の小石まで透けて見える

 

 最後の見せ場はウォータースライダー。ここは滑って遊べる楽しい箇所。実際に滑って安全性?を確かめる。滑ったとたんに頭の上まで水につかり、耳が痛くなった。鼻をつまんで滑ればよかった。

 

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ウォータースライダー

 

 時間は昼を少し過ぎたところだが、ヒロサワへ到着。いつもは人で賑わっているのだが今日は静寂に包まれていた。名残惜しいがここで水から上がって朝明に向かう。

 

 体が冷えているせいかなかなか汗が出てこない。ハト峰までは快適に、下りは汗だくになりながら朝明に到着。これで下見もOK。当日が楽しみだ。

 

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カワトンボと目が合ってしまった

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やっと、ヒロサワに到着