奥美濃 根洞谷から金ヶ丸谷周回 沢登り きのこ探訪紅葉遡行① 2022.10.29~30
やっぱこれだね
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
<コース:1日目>
夜叉ヶ池登山口(7:00)~尾根乗越し~根洞谷(9:35)~金ヶ丸谷出合(13:30)~励谷出合(14:25)~泊地(15:45)
沢登りシーズンも最終版。紅葉とキノコを楽しもうと奥美濃の至宝、金ヶ丸谷に沢泊遠征です。この季節にしてはまだ暖かく、雨も降っていないので、(ナメコと)紅葉には少し早いかなと思いましたが天気も良さそうなので決行。坂内の夜叉ヶ池登山口からスタートします。
夜叉ヶ池登山口からスタート
登山口から少し歩き、二つ目の支流を遡ります。途中横着して右の枝谷に入り込み、余計なアルバイトを強いられました。
支流を遡って
尾根に出たら軌道修正し、鞍部から根洞谷に向かって下降します。尾根上は冷たい風が強く、冬の気配でしたが谷を下ると風も止んだので一安心。
谷を下る
途中、ブナハリタケ(可食)の群落を見つけましたが、今日はナメコ一本に絞っているのでスルー。
ブナハリタケ
更に下ると今度はナメコの幼菌を発見。何とか食べられる大きさだったのでゲットします。これは上物だ。
ナメコの幼菌ゲット
2.5時間ほどで根洞谷に降り立ちます。周りの木々はまだ緑も交じっていて紅葉には少し早かったようです。キノコを探しなが穏やかな谷を下って行きます。
根洞谷下降
紅葉は色づき始め
キノコは所々に結構生えていますが肝心のナメコは見つかりません。後で種類を調べようと写真を撮りながら歩きます。ナラタケ(可食)はいっぱいありました。
ナラタケ
ヌメリスギタケ?
センボンクズタケ
ないな~と思っていたら先頭を歩いていたなべチャンはついに発見。それほど大きな群落ではありませんが、今日の鍋に入れる分には十分です。早速収穫。
ナメコ発見
その後もキノコを探しながら紅葉の森の中を中を歩いて行きます。沢には鯉のような大きさのイワナがうようよ泳いでいます。禁漁期でなけりゃなあ・・・。
ニンギョウタケ
巨木が鎮座する
所々淵もある
出発から6時間余りでやっと金ヶ丸谷出合。ここで下降から遡行に転じます。渓相はこれまでと同じく穏やか。滝が1か所(簡単に巻ける)ありますが、基本膝下で遡行できます。
金ヶ丸谷出合
この日唯一の滝
濡れるのは膝下
励谷、小ヤブレと支流を見送ると前回泊まった平坦地に到着。少し湿っぽかったので周辺部を探して左岸の台地を今日の寝床に決めます。
そろそろ寝床を決めないと
あとは薪を集めて焚火が付いたらご飯の準備。収穫したナメコ汁にシメジ(持参)の炊き込みご飯。ごはんも上手く炊けました。
これがなくっちゃ
ナメコ汁
炊き込みご飯
お腹がいっぱいになったら、お酒を飲みながらのんびりタイム。話す事が無くなっても、日を見つめながらぼーっとしているといつの間にか時間が過ぎています。
焚火の横でごろ寝
焚火の横でうとうとしていたら0時近くになったのでテントに潜り込みます。結局8時間以上も焚火を眺めていた事になるかなあ。明日はお土産用のナメコが取れるかな?。
<2日目へ続く>