鈴鹿 大岩谷 沢登り 2021.11.03
小さい秋見つけた
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 6名
<山域・形態>
<コース>
小岐須渓谷P(8:30)~大石橋(8:55)~大岩谷~白滝(10:00)~県境稜線(13:00)~大岩(13:20)~イワクラ尾根分岐(13:35)~入道ヶ岳(14:50)~池ヶ谷~小岐須渓谷P(16:40)
1日歩けばビニール袋にいっぱいのナメコがとれた「ナメコバブル」はどうも数年前に弾けてしまったよう・・。キノコ狩りと銘打って山行を企画すると採れなかった時のメンバーからのプレッシャーが辛い・・。なので、沢登りのついでに少し探してみる事に。
行先は2年前に思わぬ収穫のあった小岐須の大岩谷。果たしてどうなる事やら。
今日も青空で絶好の沢(山)日和。小岐須渓谷の駐車場は8時過ぎでもう満車。登山ブーム再燃してるのかな?
小岐須渓谷の駐車場はほぼ満車
林道をてくてく歩き、大石橋を越えて越えてさらに歩いてから入渓。水量は少なめ、水温もそれほど低くありません。日差しもあって気持ちよく遡行していきます。
大岩谷に入ります
あまり濡れないように
基本、濡れるのは膝まで。釜は上手くへつって小滝は直登。水を全身に浴びなければまだまだ沢登りが楽しめます。ただし水に落ちると寒いのでへつりは慎重に。
小滝も現れる
攻めるねえ
ここはへつって
雑にやるとこうなる
白滝、前衛の5m滝は左岸からトラバース気味に超えて行きます。念のためロープを固定。
今日は安全第一で
で、大岩谷の盟主、白滝が登場。今日は水量も少ないのでなべちゃんが水線右側に取り付きます。カムも決まって上手い具合に直登できました。せっかくなので全員で登ります。
白滝
下部はロープを出して全員突破
2段目はツルツルで少し厳しそう。なべ&いさおコンビは右から巻き気味に突破しましたが、全員でやっていると時間がかかりそうなので他のメンバーは右の杣道から巻き上がります。
上部、なべ&いさおコンビは突破(他は巻き)
その少し上にも10mほどの幅広滝。ここも右から巻きましたが、いさおさんは滝の左側にルートを見つけ、フリーで登ってきます。もう少ししっかり観察すればよかった。
一見、難しそうだけど
いさおさんは左から直登
滝場を越え、平流になると本格的にナメコ探しながら歩きます。しかし、なかなかありません。前回の収穫した木はすっかり古くなっていてもう生えそうな気配無し。
今日も空振りかな~、なんて思っていたら1本だけナメコが生えている木を発見。少しでしたが何とか収穫できました。
ほんのちょっとですが、収穫あり
今回はこの谷の名前の由来にもなっている「大岩」に寄りたかったので左の支流に入り県境尾根を目指します。今年は台風の直撃がなかったせいか紅葉がいい感じです。
紅葉がいい感じ
水が涸れ、ザレ場を詰めると大岩のすぐ横に詰め上がれました。大岩に立ち寄って鈴鹿南部から伊勢平野の展望を楽しみます。
沢を詰めて県境稜線へ
「大岩」で展望を楽しむ
大岩で展望を楽しんだ後はイワクラ尾根で入道ヶ岳まで。仏岩、重ね岩などのイワクラを眺めながらアップダウンを繰り返すなかなか手ごたえのあるルート。久しぶりにしっかり歩いた気がします。
仏岩
重ね岩
入道ヶ岳に着いたら、奥ノ宮に参詣し、頂上で休憩。風も穏やかでいつまでもぼーっとしていたい場所です。
奥宮にご挨拶
山頂へ
頂上で記念撮影
あまりのんびりしていたら日が暮れてしまうので、池ヶ谷で下山します。下部には暗いゴルジュもあり、なかなか気を遣うルートです。林道に出るとホッとしました。
帰りは池ヶ谷
なかなか厳しいルート
林道へ出てほっ
あとは林道をテクテク歩いて駐車場まで。残っているのは我々の車だけでした。
今回、採れたキノコはほんの少しでしたが、紅葉の癒し渓と見どころ十分なイワクラ尾根ハイキングが楽しめ、充実した1日。まだもう少し沢を楽しめそうですね。
参加の皆さんありがとうございました。
今回のコース