奥美濃 左門岳から沢ノ又、大平周回 沢登り① 2020.10.31-11.01
ナメコゲット
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 7名
<山域・形態>
<コース:1日目>
上大須ダム(9:30)~左門岳登山口(10:20)~左門岳(13:20)~沢ノ又下降~泊地(16:15)
11月ともなれば紅葉とキノコのシーズン。焚火囲んでまったり沢泊したいな~と思い、奥美濃の癒し渓に出かける事にします。最初は金ヶ丸谷を考えていましたが、メンバーも増え、ちょっと疲れが溜まっていたので左門岳の沢ノ又から大平を周回する事にします。このコースは7年ぶり2回目。
2013年の記録
出発の日の朝、寝坊してしまい集合場所に1時間遅れで到着。おまけにスタート地点の上大須ダムが工事中で左門岳登山口まで車で入れず、1時間の林道歩きが追加されてしまいました。無事テン場に辿り着けるかギリギリでしたがこの天気で中止する訳にもいかないので出発します。
上大須ダムから歩き始める
天気は最高なんだけど
頑張って歩いて登山口には50分程で到着。そこから根尾東谷川にそって歩いて行きます。地形図ではかなり上の方まで道のがあるように書かれていますが、谷に入るとその痕跡はわずかに残る程度ですr。
最初は林道
谷沿いを進む
道型も怪しくなってきた
登山道を2時間程歩くとP815に到着(木にヘルメットがあるところ)。ここから谷を離れて尾根に取り付きます。ここから一気に標高を上げるのですが、最初の急登がきつかった(7年前はそれ程きついと思わなかったのに)。紅葉が美しのが慰めです。
紅葉が見事
急登が堪える・・
急登りを1時間程がんばると左門岳に到着しました。展望も何もない切り開きですが、沢ノ又方面に少し進むと白山がきれいに見えました。
左門岳(展望なし)
白山が見えた
ここから沢ノ又へ急降下。谷に降り立つまでは傾斜があり、谷底に降り立つまでは緊張します。
沢ノ又へ下降
下降初めて30分程で倒木にナメコが見事な群生を作っているのを発見。この所、雨が降っていなかったので見つけられるか心配でしたがほっとしました。これで今夜食べる分位は確保できました。
ナメコ発見
これは上物だ
その後もナメコを探しながら谷を下降していきますが中々見当たりません。まだ時期が早いのか、雨が降ってないせいなのか。
谷を下って行く
紅葉は相変わらず見事
やがて谷の中に池が現れます。何年か前の大雨で下流で土砂崩れが発生し、谷がせき止められたのは聞いていましたが、まだ残っているとは・・。
突如池が現れる
池の下流側は堆積した土砂がむき出しで無残な状態でした。あの美しい谷に戻るのに何年かかるのか考えると悲しい気持ちになります。
土石流で埋まった谷
それでもしばらく下って行くと流れは復活したのでほっとしました。見覚えのある巨木までやってくるとやっと泊地に到着です。日没まで1時間を切っていたのでギリギリセーフでした。
流れが復活
あの巨木の下が泊地
思い思いにツエルトを張り、焚火に火が付いたら楽しい夜の始まりです。収穫したナメコを入れた鍋を食べながらお酒を飲み、いろんな話をしていると沢やってて良かったな~と思えます。
楽しい焚火の夜
ナメコ入り鍋
つづく