気持ちのいい台高縦走路
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 5名
<山域・形態>
台高・沢登り
<コース:2日目>
源流大滝下(7:10)~千石山P1380(9:50)~笹ヶ峰P1367(10:20)~赤嵓滝谷出合(12:20~12:40)~千石林道~駐車地(14:05)
<1日目の記録>
2日目、雨がぱらついて憂鬱な朝を迎えます。タープの下でシュラフに包り、うだうだしていたら雨も上がって来たので起きる事に。薪がすっかり濡れてしまったので焚火が出来ないのが残念。
泊地の様子
源流大滝の前で記念撮影をしたら出発です。左岸の斜面を適当に取り付くとすぐに壁の弱点を見つける事が出来たのであっさり巻けました(所要時間30分ほど)。昨日もう少し早く出発していればこの上にある極上テンバに泊まれたかも。
源流大滝
源流大滝落ち口
谷はすぐに穏やかに。5mほどの滝が出てきますが左岸から簡単に巻き上がる事が出来ます。その上には奥の平谷の名前の由来にもなった平坦地、極上のテンバが広がります。1000人泊まっても大丈夫。うーん、あともう少しだったなあ。
穏やかな雰囲気に
最後の滝
極上テンバ(もっと広い)
穏やかな流れを詰めていくとシダの広がる草原に飛び出しました。ちょうどガスがかかっているのでミストシャワーの中を歩いている様、暑くなくてちょうどいいかも。
源流を詰めていくと
草原に飛び出す
更に細くなった流れを辿ると台高縦走路はすぐそこ。登山道に合流後、千石山まで登りルート確認。7年前は千石山の東峰から北に向かう尾根を下って赤嵓滝谷出合を目指しましたが、今回は笹ヶ峰から瀬戸越で下山する事にします。
千石山
縦走路には道標が
台高縦走路は思いかけず雰囲気のいい道で、秋に縦走するのもいいかなと思いました。ただ、この季節はハエやアブにまとわりつかれるのが玉に傷。
縦走路
雰囲気がいい
瀬戸越の鞍部に着いてみると道は消滅して行先は藪の中・・。上手く辿れる自信がなかったので、笹ヶ峰まで登り東尾根を辿る事にします。
笹ヶ峰の東尾根は途中まではテープがあって歩きやすかったのですが、降りるにしたがって傾斜が増し、最後は1ピッチ懸垂下降して谷に降り立ちました。これなら前回のルート(千石山東峰から)の方が楽だったかも。
赤嵓滝谷の出合辺り
出合いで昼食休憩したら後は林道を目指すだけ。植林の中の九十九折の道を登っていくとあっさりと林道の末端に出る事が出来ました。途中で崩壊箇所の復旧工事をしていたので、そこから先は車も走れる快適な道になってました(ゲートがあるので一般車は入れません)。
林道末端に到着
林道をテクテクあるいて
林道歩き1.5時間ほどで車に到着。昨日頑張ったおかげで今日は余裕をもって歩けました。汗をたっぷりかいたのでスメールで汗を流し、帰名しました。
2回目の奥ノ平谷。ゴルジュと滝のが連続する蓮の茗渓ですが、えらくあっさりと抜けてしまった印象。やはり初めての時の感動にはかなわないですね。沢は未見のルートをドキドキしながら遡行するのがいいのでしょう。次は頑張って初見の沢に行きたいなあ。
参加の皆さん、ありがとうございました。
今回のコース