晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

白山 三方岩岳 2020.03.07

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青空~ 


 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 9名

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

白山・雪山

 

<コース>

トヨタ自然学校(7:40)~馬狩料金所(8:05)~P1386(11:25)~三方岩岳(12:35~13:05)~鶴平新道分岐(14:30~14:50)~トヨタ自然学校(17:10)

 

 本当なら谷川岳の俎嵓に挑戦しようと思っていましたが、週末で晴れるのは土曜日だけ・・。上越まで出かけて吹雪かれても仕方ないので日帰り山行に変更です。行先は白山北部の三方岩岳。いつかは縦走したいと思ってる白山北部縦走路に位置する山です。

 

 トヨタ自然学校に車を停め、ホワイトロードの料金辺りから白谷の林道に入って行きます。雪の少ない今シーズンでもここまでくればたっぷり。

 

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登山口から雪たっぷり

 林道から右の登山道に入るといきなりの急登です。雪はそこそこ締まっているのでラッセル敗退は無さそうな感じ。

 

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急登、ラッセ

 

 ワカンをつけてトレースを刻むのは大変だけど雪山って感じがします。9人いるので先頭を交代しながら登ります。

 

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展望が広がってきた

 

 途中の休憩でおりえちゃんが何やら遊び始めました。ん、手にしているのはひよこ製造マシーンとの事。こんなの山に持ってきて荷物が重いとかいうんじゃないよ。 

 

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何をしているの?

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ひよこ製造機

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頭にのせる

 

 樹林帯を超えると一気に視界が広がります。真っ青な空と真っ白な雪のコントラストを楽しみながら高度を上げて行きます。対岸の稜線もクッキリ見えてきました。

 

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視界が広がる

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稜線は間近

 

 やがて前方に岩の要塞のような山頂が見えて来ます。三方岩岳です。手前の小ピークから一旦下って頂上に向かいます。もう天気はこれ以上ない感じ。明日本当に雨降るのかな?

 

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三方岩岳(要塞みたい) 

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これ以上ないコンディション

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もうすぐ山頂

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青空がまぶしい

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思わず見とれる

 

 山頂直下のトラバースが雪が緩んでいて少し緊張したが、トレースがついてしまうと問題なし。岩の間から山頂に飛び出します。絶景を眺めながらお昼休憩。

 

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白山北方の山もクッキリ 

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きまってる? 

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スノーシューの威力発揮?

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山頂で記念撮影

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あー気持ちいい

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ヒヨコたち

 

 ほぼ予定通りに進めて来たので野谷庄司の方へ足を延ばす事にします。(ピストンでは持ったないもんね)

 

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最高の景色

 

 雪庇の織り成すまろやかなカーブは本当に美しい。うっとりしながら歩いて行きます。

 

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雪庇の尾根 

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美しい・・・

 

 鶴平新道の分岐でタイムリミット。空も何だか怪しくなってきました。目の前に見える野谷庄司に別れを告げ下山します。いつか白山まで縦走したいなあ。。

 

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今日はここまで

 

 下りの尾根は樹林も無く、雪も緩んでいるので集中しながら下ります。樹林帯の中に入ってしまえば後は転げるように高度を下げて行きます。

 

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緊張の下り 

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転がるように降りる

 

 最後は腐った雪の踏み抜きにキャーキャー言いながら何とか登山口まで。麓の雪は朝に比べてだいぶ融けていました。もう春はすぐそこだなあ。

 

 谷川遠征はなりませんでしたが、何とか雪と戯れる事が出来て満足のいく山行でした。この山域、あまりメジャーじゃありませんが残雪期にはとても良いと思います。

 

 参加の皆さんありがとうございました。