仙ヶ岳から御所平 アスレチック周回コース 2016.12.04
御所平から鈴鹿山脈を眺める
紅葉は終わり、雪もまだない初冬の鈴鹿。こんな時は眺めの良い尾根を縦走するのが一番だ。月内に標高差2200mの山行を控えているのでしっかり歩いておきたい所。そこで選んだのは石水渓を起点に仙ヶ岳、御所平を周回するコース。過去に何度も歩いているお気に入りのコースだ。
ただ、天気予報は下り坂、午後から雨の予報なので早目の出発とする。石谷川沿いの林道Pまで車を進め、林道を歩く。営林署跡を超えると滝谷不動への分岐に出るので右に進む。谷は何だかかなり荒れている。
ここから滝谷不動に向かう
谷は荒れている
急なザレ場を登り尾根に出ると滝谷不動。りっぱな不動明王が安置されている。空は雲の面積が多く少しくらい。ここから南尾根の楽しいアスレチックコースだ。
滝谷不動
お不動様の上で
と言っても薄曇りの空は白トビしてしまい、いい写真にならないのであまり撮っていない。南鈴鹿特有の奇岩を眺めながら尾根を上り下りは中々ハード。仙ノ石が見えてから遠く感じるのはこの山の懐の深さからなのか。
奇岩を眺めながら
南尾根はアップダウンが多い
出発から3時間弱で仙ノ石に到着。いつもならこの辺で昼食を摂るが今日はまだ早いので先に進む。仙ヶ岳頂上を経て御所谷源頭を越え、御所平に向かう。
仙ノ石
御所平に向かう
御所平は穏やかな馬の背のような尾根で眺めがいい。田村川を挟んだ対岸には同じようななだらかな能登ヶ峰、安楽川を挟んだ対岸にはさっき登った南尾根のギザギザが見える。南に目をやると経ヶ峰がきれいに見える。
能登ヶ峰
御所平方面
対岸にギザギザの南尾根
南の方はいい天気
御所平のピーク付近で簡単に昼食を済ませ、尾根の末端を左折急降下でガンサ谷の上部に出る。以前はここから谷に降りたが今回は鬼ヶ牙に向かう尾根に向かってみる。
鈴鹿の山を振り返る
ガンサ谷の源頭付近
きれいなカール状の小太郎谷源頭を過ぎ、P756の手前を左折して尾根に乗る。尾根上にはしっかりとした踏み跡がついているが小ピークでの方向確認は怠れない。長坂の頭から疲労もありペースが落ちてしまったが1時間ほどでP488に到着。鬼ヶ牙西峰にはヘルメット被ったクライマーが見える。
ザレ場になる
小太郎谷源頭
鬼ヶ牙西峰?
鬼ヶ牙で「鬼」と「牙」の記念撮影をし下山。下山ルートは谷沿いについており中々スリリングだった。出発から8時間と少しで石水渓谷に到着。何とか雨が降り出す前に下山出来た。
鬼
牙
谷沿いを下る
トレーニングを兼ねて頑張って歩いたが、歩行距離12km、累積標高1600mと少し物足りない数字だった。これから冬に向けてしっかりと歩行力をつけないといけないのでもう少し頑張ってみるか。参加の皆さんお疲れ様でした。