南アルプス 甲斐駒ヶ岳 プレ雪山テント泊part2 ① 2020.12.12-13
ひたすら梯子を登る
＜メンバー＞
鈴鹿ハイキング倶楽部 7名
＜山域・形態＞
南アルプス・積雪期登山
＜コース＞
尾白川渓谷P（8:00)～黒戸尾根～5合目(14:10)～七丈小屋テン場(16:10) 泊
雪山トレーニングのテント泊第2段は南アルプスの甲斐駒ヶ岳。テント装備でひたすら標高を上げるのが目的です。2月には強風で撤退しているので今回はピークに立てるといいなあ。
まずは尾白川渓谷の駐車場からスタート。甲斐駒ヶ岳神社から尾白川を渡って黒戸尾根に取り付きます。最初は落ち葉の樹林帯、雪の気配は全くありません。
まずは登山届を出して
尾白川を渡る
下の方は落ち葉の道
天気は上場ですが、稜線が見えるとあまりの遠さにげんなり。刃渡りまでは変化の乏しい登山道をひたすら標高上げ。
稜線は遠いなあ
急登・・
刃渡りからはハシゴや鎖場が出てきます。アスレチックな感じで楽しくなってきましたが、ザックが重く、バランシーなところでは少し慎重になります。
刃渡り
梯子が出て来た
刀利天狗
歩いても歩いても標高の上がらない黒戸山の巻きを終えると5合目に到着です。既に数張りのテントが張られていました。アイスクライミングの方でしょうか。
5合目
5合目から梯子の連続でひたすら標高を上げて行きます。テン場のある七丈小屋までは距離的にはあと僅かなのですが、登っても登っても辿り着かない感じです。
梯子だらけ
急登の連続、きつい・・
橋を渡って
まだまだ急登
およそ一般道とは思えない岩場を鎖を頼りに登り切ります。鎖やハシゴが無い昔はとんでもないルートだったのでしょう。
鎖場を越えて
一般道とは思えない
出発から8時間弱で七丈小屋に到着しました。雪は殆どありません。受付をして水をもらったら（一人２リットルの水をくれる）テン場に移動します。下段には４張程先客があったので上段まで上がりました。夜、小屋のトイレまで行くのには苦労しそうですが、気兼ねなく飲めるので良しとしましょう。
七丈小屋に到着
上段のテン場に張る
今回はみんなで鍋を囲んで楽しく歓談。久しぶりにワイワイと楽しく飲みました。携帯で天気予報をチェックすると晴れるものの、またもや強風（＋20ｍ/ｓ）予報。まあ、行ける所まで行って見ようという事になり、適当な所で就寝。明日に備えます。
今回はワイワイと
鍋を囲む
夜はそれ程寒くな無く、快適に過ごせました。同じテントの人のいびきを除けば・・・
つづく
