晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

南アルプス 大井川 信濃俣河内 沢登り① 2023.09.16~18

第1ゴルジュ
 

<メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 3名

suzuhai.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

南アルプス沢登

 

<コース>
畑薙第1ダム(7:10)~林道降り口(7:45)~入渓(8:00)~三俣(11:55)~Ca1260・C1(13:50)

 

 9月の3連休はイワナの楽園へ行きたいというなべちゃんのリクエストに応えて南アルプス信濃俣河内へ。7月の赤石沢と同じく畑薙ダム起点となりますが、東海フォレストのバスを使わなくて良く入渓の為のハードルが低いのがGood。

 

 畑薙第一ダムまでは愛知県から3時間半と少し。上高地へ行くのと余り変わりません。夏季臨時駐車場はほぼ満車、沼平のゲートも満車だろうという事でダムの右岸側の林道に駐車します。付近には既に数台の車が停まっていました。

 

畑薙第1ダムの右岸から出発

 まずは林道を30分ほど歩き、吊り橋への踏み跡を降りていきます。ダムの水位が低く、右岸側から降りれそうなので吊り橋は渡らず。谷に降りる為の残置ロープがありました。

吊り橋への降口 踏み跡明瞭

吊り橋は渡らず、残置ロープでバックウォーターに降りる

 干上がったバックウォーターを歩き、信濃俣河内に入って行きますが、最初はひたすら平坦な河原歩き。途中、釣り人の物と思われるベースキャンプ(無人のタープ)がありました。

畑薙ダムに降り立つ、水位低い

平流沿いの河原歩き

難所無し

釣り師のベースキャンプ?

 三俣までは難所も無く、コースタイム的にも順調だったので第1ゴルジュ手前で大休止。なべちゃんに今晩のおかずを調達してもらいます。(大きなイワナ1匹ゲット)

今夜のおかずゲット

 で、すぐに第1ゴルジュ。水量少な目で、釜で一瞬泳いだ以外はこれといった難所も有りません。ただ、水がずっと笹濁りなのが気になります。今日はロープの出番は無し(タープを張る時以外)。

第1ゴルジュの釜

そんなに威圧感なし

水は笹濁り

2条の滝はなべちゃん直登(左岸から簡単に巻けます)

流木が多い

 時間はまだ早いですが、オリタチ沢出合いの少し手前に平らな段丘があったので泊まる事にします。タープを張り、薪を集めたらなべちゃんは再度追加のおかず調達に出かけました。(さらにもう1匹ゲット)

極上泊地

楽しい夜の始まり

ふみふみさんが冷凍ピザを背負ってきてくれました

 大きな谷だけあって流木は豊富、盛大な焚火となりました。夕食はなべちゃんの釣ったイワナの塩焼きに、焚火で焼いたピザ、ふみふみさん特性スープ。〆はご飯を炊いて各自もちよったカレー等を食します。

 あとは星空を眺めながらぼーっ・・・。寝床も平らで寝心地もよし。寒さも感じる事無く上々の一日目となりました。

続く