紅葉の涸沢 秋の北アルプスで恒例親子登山① 2013.10.4
噂にたがわずきれいだなあ
<メンバー>
親子 2人
<山域、形態>
北アルプス ハイキング
<コース:1日目>
上高地(6:50)~徳沢(8:45)~横尾(10:00)~本谷橋(11:00)~涸沢ヒュッテ(13:10)
<天候 晴→薄曇り>
毎年恒例になったオカンとの親子登山。去年は唐松岳で初めての北アルプス小屋泊を体験する事が出来た。今年はもう少しメジャーな所でテント泊をと思ったが、夏は黒部遠征もあり中々スケジュールが調整出来なかった。そうこうしている内に秋になってしまったので紅葉を狙って行く事に。
たまたま10月の第1週、金曜日に休みが取れそうだったので、いつか行ってみたかった紅葉の涸沢に行く事に決める。1泊目は涸沢でテント泊、2泊目は北穂小屋に泊まる計画。ちょっとバランスが悪いけどオカンの希望を優先する。
夜中に名古屋を出発し沢渡まで。駐車場に着くと既に上高地行きの臨時バスが出ていたので飛び乗る。平日だと言うのにバスはほぼ満席。うーん、ほんまかいな。
上高地でバスを降りまずは河童橋で記念撮影。穂高は朝靄に隠れているが空は何とか青空だ。天気は下り坂なので何とか空が青い内に涸沢に着きたいものだ。
河童橋で記念撮影
朝靄と穂高
明神、徳沢と遊歩道の様な平坦な道を梓川沿いに歩いて行く。単調だがこれからの行程への期待からかあまり苦にはならない。横尾まではほぼコースタイムどおり。オカンもしっかり歩けているので一安心
まずは遊歩道を歩く
ここまで1時間、順調
徳沢
横尾
横尾の橋を渡り、川沿いの道になると傾斜も出てきて本格的な山歩きになる。上高地からずーっと「今日は何曜日?」と思いたくなるような人出はずっと続いている。本谷橋で昼食を摂ったがここも人であふれていた。
紅葉が見え出した
本谷橋、すごい人・・
高度を上げるに従って回りの紅葉がどんどん色づき、横尾本谷との分岐を見送ると一気に鮮やかになって来る。しかし空はいつの間にか薄曇りになっていて青空に紅葉とは行かない。
紅葉の中を登る
だんだん鮮やかに
まだ大丈夫かな
横尾本谷
もう少しだよ
顔もほころぶ
涸沢岳のとんがりがちらほら見えてくると涸沢ヒュッテは近い。ほとんどの登山者が小屋泊まりの中高年の方で少し前のアルプスの風景が広がっている。例によって小屋の手前で先行し、まずはテン場確保。幸いテン場は混んでおらず先人の整地した快適なテントサイトを確保する事ができた。小屋の回りのナナカマドがきれいに色づいていた。テントを張り終わった頃にオカンが到着。
お、見えてきた
行列・・
ヒュッテ到着
きれいだねえ
テントも結構張ってある
涸沢ヒュッテのテラスは週末の居酒屋のような人混み。小屋のおにいさんが忙しくビールジョッキを回収している。我々も運よく空いたスペースを確保してビールとおでんで乾杯。うーん、美味しいなあ。青空では無いが(しつこい)紅葉も美しく本当にいい気分。人混みも不快になる程では無い。
ここは居酒屋?
我々も居酒屋の客に
ビールを飲み終わったら記念撮影をし、辺りをフラフラ。テントに戻って転寝をしているとヒュッテの喧騒がここまで聞こえてくる。ここは深山の趣よりも都会の華やかさの匂いがする。
紅葉をバックに
ツーショット
ナナカマドが燃えるよう
テン場の様子
夕方になる前に夕食(自炊)を済ませまたまたのんびり。あちこちのテントでも夕食の準備をしているのか楽しそうな話声が聞こえてくる。夜寝る前にトイレに行ったらテントが光ってとてもきれいだった。
もう夕暮れ
日が暮れても賑やか