大峰 芦廼瀬川 沢登り 美渓で泳ぎまくりの沢泊① 2020.08.01～02
七泰滝
＜メンバー＞
鈴鹿ハイキング倶楽部 5名
＜山域・形態＞
大峰・沢登り
＜コース：1日目＞
七泰ダム（11:20)～七泰の滝下(11:45)～槙滝下(12:10)～泊地（15：20)
やっと梅雨が明けたので、中止・延期を繰り返していた沢泊へようやく行けるようになりました。行先は10年位前に目標にしていた大峰の芦廼瀬川。自身は3度目になりますが、美しく、そして迫力のある本流遡行をみんなに楽しんでもらえればいいなと思い企画。
過去の芦廼瀬川の記録
R425のクネクネを避ける為、十津川周りでアプローチしたら思ったよりも時間がかかり、車のデポを済ませると出発が11時過ぎに。うーん、これは誤算。今日は核心を抜ける前に泊地を探さなければなりません。
サンサンと日差しが降り注ぐなか、七泰ダムを越え、踏み跡から河原に降ります。
七泰ダムの下からスタート
ダムの横を超える
前を見ると七泰滝がずいぶんと遠くに見えます。前来た時はもう少し近く降りたはずなのに・・。結局、滝下に行くまでに泳ぐ羽目に。でもいいクールダウンになりました。
七泰の滝が遠くに
いきなり泳ぎ
七泰滝は左からの巻き。昔の滝見道なのか鉄杭が残っているので簡単に巻けます。滝上からは絶景が。
七泰の滝
巻きは右岸から簡単に
七泰滝の上から本格的な遡行開始。泳ぎや、胸までの渡渉を交えながら進んでいきます。
胸まではあたりまえ
保色滝を左岸から巻くと槇滝が現れます。ここは右岸の岩壁にトラロープが下がっている場所から巻き上がります。荷物が重いのでロープを出しました。
保色滝は右から巻いたかな
槙滝は左からロープを出して巻く
槇滝の上は細くなった急流と淵が交互に現れるので、へつりと泳ぎで突破していきます。水量は過去に来た時と比べて同じか少し多いくらい。水温が高めなので泳ぎも苦になりません。太陽がまぶしい～。
水量は平水より少し多い位かな？
もうザブザブと進む
足が着かない所は泳ぐ
ナメも出て来るけど迫力あり
大岩を潜って
岩が抉れて激流となっているところは慎重に側壁をへつっていきます。百間グラの下辺りは流れも速く少し緊張。
へつって
うーん、はがされそう
抉れている滝
右から巻く
今日は時間的に核心の８ｍまではいけないのでテン場に出来そうな河原を物色しながら進みます。大きな釜を持った4m滝を過ぎたあたり、ヒイラギ淵の手前で適度な河原を発見。傾斜が若干ありますが薪も豊富で落石の心配もなさそうなので、今宵の宿に決めます。
河原を見つけ早々に幕
タープを張り、薪を集め、焚火をつけるという一連の作業が終わったら楽しい宴会の始まりです。おつまみもたくさん出てきて至福のひと時。
おつまみが出て来た
やっぱこれでしょう
明日はしっかり泳がされるし、核心の登攀も待っているので早々に就寝。最近、シュラフカバー代りに使っているエスケープヴィヴィは中に入るとほんのり温かくお気に入り。単体で使用しましたが防寒着を着る事もなく、快適に過ごせました。
2日目へ続く
