三河 宇連川 栃ノ木沢 沢登り 2020.09.13
ナメで集合~
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 11名
<山域・形態>
<コース>
林道(8:30)~栃ノ木沢~20m滝下(11:20)~登山道・脱渓(13:25)~林道(14:35)
沢登りの体験山行として中央アルプスの西横川を企画しましたが、生憎の雨模様。しかし、沢をやりたいという入会希望者が2名いるので中止にはしたくない・・・。天気予報、難易度、渓相を色々考えて選んだのは三河の鳳来にある栃ノ木沢。そういえば前に来た時も台風後の転進でした。
鳳来湖の林道を進み、明神山への登山道付近に車を停めます。登山道をほんの少し歩けばすぐに入渓。ナメをぞろぞろと歩いていきます。
入渓
ゾロゾロ
岩の間から流れ込む小滝が最初のアトラクション。先頭のいさおさんはサクッと登ってしまいましたが、水中がハングしていて見た目より難しい。釜に胸まで使ってメンバーを押し上げていたら体がすっかり冷えてしまいました。
サクっといったけど
意外と難しい
突っ込む
その後はナメと小滝が交互に現れます。雨の後で水量も豊富、シャワーを浴びながらどんどん上っていきます。基本ロープは使いません。
左から
どうやって行くかな
シャワーで突破
ナメ~
左岸側が逆相になっている5m滝はみんな登りたそうだったので、巻き道で巻き上がり上からロープを下ろしました。
この滝は
右からロープを出して
シャワー
入渓から3時間ほどで20m滝下に到着。登っている記録もありますが、人数、難易度を考えて左岸から巻きます。不安定なバンドを結構な高さまで登りますので少し緊張しました。谷への復帰は懸垂不要。
20m滝
20m滝の上の逆相の滝はそのまま歩いて登れます。20mの斜滝は左岸の水流沿いを木をつかんで登ります。
逆相の滝
斜滝は右側を登る
最後にナメを楽しんだら右の斜面を少し登って登山道に上がります。登山道を1時間程歩いたら入渓点に戻ってきました。
で、またナメ~
集合写真
下山は登山道で楽々
登山に上がる前にヒルチェック。まだまだ気温も高く、湿度100%だったので被害にあったメンバーも。まあ、許容範囲でしょうか。
雨天転進、初心者を含む大所帯の遡行でしたが、ナメ歩きとシャワークライミングが楽しめるいい沢でした。
参加の皆さんありがとうございました。