晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

北ア 残雪の後立山縦走④ 2018.05.01

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さらば鹿島槍


<メンバー>

<山域、形態>
立山、縦走

<コース>
冷池山荘(6:20)爺ヶ岳(7:40)爺ヶ岳南尾根~柏原新道登山口(12:00)
扇沢駅(12:20)

<天気>
晴れ

 テントを出ると今日も青空が広がっている。4日間天気の心配をしないで済むなんて本当に恵まれた山行だ。シュラフを畳み、朝食を食べ、朝のお勤めを澄ましてテントを撤収する。このサイクルがすっかり体に馴染んでしまった。

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今日も晴れ

 今日は4日間で一番体調がいい、下山だけなのがもったいない。ここからどんどん南に縦走していくのもいいかもしれないと考えつつ、冷池山荘を出発。一日一日形を変えて行く剱岳を眺めながら気持ちのいい稜線漫歩で爺ヶ岳まで歩く。

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鹿島槍をバックに

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ずっと眺めていた剱岳

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種池山荘が見える

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鹿島槍が少し小さくなった

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まだまだ劔岳

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 爺ヶ岳には1時間と少しで到着。後立山の絶景もこれで見納めかと思うと何だか名残惜しい。積雪期限定の南尾根尾根を下って行く。

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この景色も見納め

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名残を惜しむ二人

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針ノ木雪渓

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爺ヶ岳南尾根を下る

 気温がグングン上がり、雪が緩んでくるととたんに歩き難くなる。Mっちゃんが足を取られて捻挫した時にはドキっとしたが、何とか歩けるようでほっとした。雪が無くなると鬱蒼とした樹林の中の下りは暑くてうんざり。やっと柏原新道に出た時にはほっとした。

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やっと登山道

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ゴール

 ここからは八方スキー場に停めてある車を回収する為、扇沢→(バス)→信濃大町→(JR)→白馬→(バス)→八方 という公共交通機関の旅。乗り継ぎが悪いので時間がかかったが、扇沢でダムカレーを食べたり、のんびり車窓からの景色を楽しんだり、まったりとしたいい時間が過ごせた。

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元祖ダムカレー

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電車に乗って

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 当初の白山北方稜線からの転進になったが、天気、仲間、雪の状況にも助けられ、とても充実した山行になった。来年のGWはどこへ行こうかな?

 参加の皆さんありがとうございました。