北アルプス 残雪の大天井岳から常念岳・蝶ヶ岳縦走② 2019.04.27-30
ブログ引っ越しの際に抜けていた記録を順次アップしておこうと思います。
古い記録&季節外れになりますが、ご容赦ください。
遠くに槍が見える
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 6名
<山域・形態>
北アルプス・積雪期登山
<コース:2日目>
燕山荘(6:15)~大天井岳(11:35)~常念乗越(15:10)
<1日目の記録>
天気予報どおり朝から快晴。昨日の雪で真っ白になった北アルプスの絶景が素晴らしい。燕山荘の前で記念撮影をして縦走に出発。小屋の前は多くの登山者でにぎわっていたが大天井岳方面に向かうパーティーは少ないようだ。
快晴~
しばらくは槍ヶ岳や遠くの剱立山を眺めながらの稜背漫歩。途中、胎内くぐりのような岩穴を通り抜ける箇所があったが、あとは淡々と喜作新道分岐を目指す(しかし遠い)。
さあ、出発~
決まってる?
槍もクッキリ
あれは何て山だっけ?
む、この岩は
潜れました~
しかし、遠いなあ
右へ進めば槍ヶ岳
喜作新道の分岐からはいよいよ大天井岳への登り。取り付きは急な雪壁で先行者の落石に肝を冷やす。大天荘へのトラバース道も雪がべったりついて歩けそうにない為、基本、まっすぐに登って行く。
昨日の飲み過ぎ?で白目を剥いているメンバー(りーちゃん)もいたが、なだめすかして何とか大天井岳頂上へ到着。頭上には太陽の周りに虹のような模様(環水平アーク)見える。
ここから急登
雪の時期は直登します
雪壁登りも
写真よりは急何です
環水平アーク
不思議な虹の様な光
集合~
二日目は元気になったふみふみさん
大天井頂上から大天荘までゆるゆる下り昼食。後は東天井岳からのトラバース道を延々と歩いて常念小屋に到着。早速テント設営。
ゆるゆる下って
大天荘冬季小屋
涸沢カールが見えた
下れば常念乗越し
雪の無い場所は空いていなかったのでうっすら雪の残っている場所を整地、もっちゃん監督の下、新人3名がせっせと働く。
しっかり働けよ~
設営完了
昨日の悪天候のせいでヘリが飛ばず、常念小屋にビールが無いというアクシデントもあったが、ふみふみさん特製の薬膳風鍋で心も体もあったまる夕食。楽しい時間はあっという間に過ぎて行く。日没直後にはこれまた珍しいサンピラー現象が現れたけど明日も天気はどうなんだろう。
薬膳風なべ
サンピラー現象(わかるかな?)
<3日目へつづく>