晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

鈴鹿 ハライドから南コブ 地図読み山行 2018.04.01

イメージ 13

ここはどこかな


<メンバー>
サークル 21人

<山域、形態>
鈴鹿、訓練

<コース>
朝明P8:15)~ハライド(1005)~南コブ(113512:20)
東海自然歩道(12:50)~水無(13:15)~朝明P(13:40)

<天気>
晴れ

 ロープワーク、ビバークと続いた訓練山行の〆は地図読み山行。今回は何と21人のメンバーが集まった。地図読み(現在地確認)はすべての山行の基本。これだけみんなが関心を持つというのは良い事だ。

 幹事をお願いしたKさんは非常に勉強家で、地図読みに関し並々ならぬ情熱を持っている。今回もまず冒頭に自前の「砂山」を使って地形の概念の説明。うーん、すごい。

イメージ 1
地形の概念を解説

 説明が終わると3人一組のチームになって時間差スタート。予め決められたコースを地図を読みながら歩いて行く。みんなこの時とばかり地図とにらめっこしているが、地図ばっかり見ていると歩く時間がなくなるよ。

イメージ 2
現在地を確認せよ

 ハライドへは新しくつけられた北尾根登山道で登って行く。足元にはバイカオウレンが咲いていた。今年の春は暖かかったので咲くのが早いなあ。

イメージ 3

イメージ 4
遠くの地形も大切だよ

 ハライドまではややこしい地形も無いのでスムーズに到着。昨日の寝不足でとても眠くなって来たので先を急ぐ事にする。

イメージ 5
ハライド

 南コブへの尾根はアップダウンが多く、途中で派生した尾根を乗り換える箇所があるので慎重に地形を読んでいく。とは言っても踏み跡もあるし、肝心な箇所には道標が立っていた。(登山道整備の皆さまご苦労様です)

イメージ 6
アップダウンが多いです

 南コブには先頭で到着(速さを競っている訳では無いが)。展望も無く、顕著なピークでも無いのでこのテープが無ければ素通りしてしまうだろう。昼食を摂っていると後続もどんどんやってきた。

イメージ 7
南コブ

イメージ 8
みんなも到着

 早くゴールして一休みしたいので先を急ぐ。風越峠までは急な斜面を一気に下る。交差する東海自然歩道は歩く人もいないようで荒れ放題にあれていた。

イメージ 9
風越峠に急降下

イメージ 10
東海自然歩道は荒れ放題

 東海自然歩道から水無しまで歩くと後は舗装道路で駐車場まで。日差しが強く暑いのでこの舗装道路が一番の難所だったかも。何はともあれ駐車場にゴールしたら、自販機でスポーツドリンクを買って一気飲み。後はみんなが到着するまでひと眠り。

イメージ 11
放置状態

イメージ 12
渡渉すれば道路にでる

 気が付けば全員駐車場に無事ゴール。これで地図の読み方はマスター出来たかな。地図読みは普段の山行でもしなくてはいけないし、練習と時だけ地図を読んでも仕方が無い。こういう訓練をしなくてもみんなが普通に地形図とコンパスを見ながら歩くようになればいいなあ。

 幹事のKさん、参加の皆さん、ありがとうございました。