晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

ヤシオ尾根から国見尾根 雨の地図読み講習 2015.04.19

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  国見尾根の天狗岩、あふれそう・・

 

<メンバー> サークル 15人

 

<山域、形態> 鈴鹿 ハイキング

 

<コース> 蒼滝トンネルP(8:25)~御在所裏道~藤内小屋(9:25)
    ~三岳寺跡(10:10)~キノコ岩(11:50)~国見岳~石門・昼食(12:40~13:10)
    ~国見尾根~藤内小屋(15:00)~蒼滝トンネルP(15:35)
    
<天気> 雨のち曇り

 

 例年4月の第3週目はサークルの集会。せっかくみんな集まるのなら集会前の山行は技術講習的な事をやろうという事で去年から地図読み山行を行っている。今年の生憎の天気となったが、悪天候時こそ訓練が必要だろうと決行。

 

 鈴鹿スカイラインの駐車場は天気のせいかガラガラ。さっそく蒼滝トンネル駐車場で基本的なコンパスの見方、地図の整地の仕方を説明。

 

 

 続いて、実際に登山道を歩いて、地形図と実際の地形の照合を行ってみる。地形図から読み取れるこれからの地形の変化を予め説明し、実際に歩いた時に見える地形を確認していく。

 

 

 

 

 先頭を順番い交代しながら、あーでもない、こーでもないと裏道を進む。どうせなら少しややこしい所へ行こうと考え、藤内小屋から三岳寺跡に向かう。土石流で荒れた谷沿いにまだ五輪塔が残っている。

 

 

 今は植林に覆われた境内から鐘突き堂への石段を登り、ヤシオ尾根に取り付く。この辺りまで来ると雨の止んで穏やかになってくる。みんなの顔にも余裕が出て来た。

 

 

 

 

 

 

 ヤシオ尾根の稜線に乗ってしまうと地形的に難しい所はなく、いつものワイワイ山行の雰囲気になってくる。キノコ岩での記念撮影のあと、雪の残る県境縦走路を歩いて国見岳に到着。

 

 

 

 

 

 

 石門で昼食を摂る頃には空も明るく穏やかになってきた。帰路は国見尾根から下るが、天狗岩、ゆらぎ岩で遊んでいるともう地図読みなんてそっちのけでワイワイガヤガヤ。まあ、いいかと思っていたらしっかり予定ルートを外してしまった。(散々、尾根の下りはよく確認してと言っていたのに・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後は咲き始めたアカヤシオを眺めながら御在所裏道を戻る。効果はすぐには表れないけど、少しでもみんなのレベルアップにつながればいいなあ。そんな事を考えながらゾロゾロと歩く行列のあとをついていった。