晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

奥美濃 揖斐川支流、殿又谷・滝谷 沢登り 2017.11.03

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殿又谷滝谷の大滝

<メンバー>
サークル 3人

<山域、形態>

<コース>
林道駐車地(9:35)~滝谷(10:05)~大滝下(11:00)Ca815二俣(12:35)
~尾根に乗る・昼食(12:4514:05)P928(14:20)~林道終点(15:10)
~駐車地(17:05)
 
<天気>
曇り

 11月の第1週は奥美濃の癒しの森でキノコ鍋をしながら焚火&テント泊の予定が天気の都合で日帰りに縮小・・。うーん、これで今年は何回目の計画変更だろう。転進先は同じ奥美濃の殿又谷支流、滝谷に行く事に。沢ナビでも紹介され関西からも訪れる人もいるようだ。

 道の駅坂下から白川沿いに走り殿又谷沿いの林道に分け入って更に進む。一つ目の大きな堰堤脇に駐車し、竹藪を漕いで入渓。本流の水量は少し多めだ。

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殿又谷本流(水量が・・)

 少し下って滝谷に入る。花崗岩の砕けた白砂が川床に溜まっており明るい印象の谷。小滝がどんどん現れるので楽しく超えていく。11月とは言え日差しがあると温かい。

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滝谷に入る

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小滝が現れる

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積極的なまるちゃん

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太陽の下キラキラ

 ナメ滝が多いのもこの谷の特徴だ。雰囲気はブンゲンに突き上げる竹屋谷に似ているだろうか。濡れながらシャワーで進む人、上手く水を避けていく人、それぞれのやり方で登って行く。

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ナメが現れる

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ミニゴルジュ滝

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どうしようか?

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紅葉も美しい

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まるちゃん、がんばるねえ

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水線を攻める人、濡れないように登る人

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花崗岩の明るい谷

 Ca620の二俣を左に入る遠くに大滝が現れた。谷の規模の割りには立派な滝。ここは左から巻き上がる。

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なんか出て来た

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大滝 左から巻く

 700mの二俣は右に進み、その次は左と本流と思しき谷を登って行くが水も枯れてちょっと淋しくなって来た。思ったよりも時間がかかったので尾根に上がる事にする。

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巨岩を潜り抜けて

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左から何とか超える

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コナメを登る

 P928から東へ延びる尾根の鞍部で昼食休憩。今日はまるちゃん、翌日は私の誕生日だったのでメンバーから甘いお菓子の差し入れがあり、ささやかな誕生日パーティー。期待していたナメコ汁は見当たらなかったのでただの味噌汁になってしまった。

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キノコ抜きキノコ汁・・・

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和風スイーツ

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ケーキも!!

 お昼の食事に時間をかけ過ぎたので谷の下降はあきらめ、尾根伝いに下山する事に。最初は滝谷右岸の尾根を目指したが藪に阻まれたので地形図にある廃林道を辿って降りる事に。

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P928

 林道は既にガタガタに崩れ草が伸び放題。とても元は車が走っていたとは信じられないが、藪を漕ぐより何倍も歩きやすい。途中、熊が現れたり、ナメコと遭遇したり、いろいろあったが何とか日没ギリギリに車に辿りつく事が出来た。

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元は林道だった

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一日いい天気

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お頭付きの鹿

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最後の最後で見つけました

 ノンビリ沢泊は出来なかったけど、中々楽しい沢登りだった。この流域にはまだ楽しめそうな谷がありそうなのでまた足を運んでみたいもんだなあ。参加のみなさんありがとうございました。

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今回のコース