光滝を登る
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 4名
<山域・形態>
台高・沢登り
<コース:1日目>
林道ゲート(8:40)~銚子川第2発電所(9:20)~清五郎橋(10:20)~光谷右股出合(11:25)~光滝下(16:15)~奥の二俣・泊地(17:30)
2021年沢泊初めは銚子川の光谷から不動谷の周回。巻きが主体の沢なのであまり暑くない時期がお奨めです。6年前は不動谷の清五郎第2滝の下降で大チョンボをしてしまったので、 橡山林道に車を回しデポ。そこから銚子川橋に戻り歩き初めます。
<2015年の記録>
林道は発電所の随分手前で通行止め
林道をテクテク歩きます。清五郎橋の手前まではSUVだったら走れるかなあって感じ。光谷右股の出合いまで3時間かかりました。
林道をテクテク歩く
素掘りのトンネル
清五郎橋(昔はここまで車で入れたらしい)
光谷右股出合 ここから入渓
出合から右股に入ります。谷は岩盤が斜めになった個性的な様相。小滝をいくつか超え、行合いを過ぎると最初の難関、3段40m滝の巻きに入ります。
入渓
行合いでにやりとするなべちゃん
突破は難しくない
この巻きが難所
左の小尾根に取り付いて登りますが、すぐに傾斜がきつくなってしまいます。このまま登り詰めても3段40m滝を巻く事にはならないので、トラバースで一つ上流のルンゼに入り、そこからルンゼを登ります。
3段40m
トラバースして隣のルンゼに取り付く
ルンゼから滝の横の岩場をロープを出して登ります。この辺りが前半の核心部かも。
ここではロープを出す
岩登りだ
巻き上がったすぐ上には釜を持った溝状滝。これも登れないので左側の斜面を登り、リッジを乗越ます。
これもまとめて巻く
リッジからトラバースで谷に戻るときれいな30m程の滝。ここも巻きなので左のルンゼから巻き上がりました。
滝の前に降り立つもこれも巻き
巻き上がった先には険しそうな20m程の滝。光滝の前衛滝です。ここも右岸の浅いルンゼを上がり1ポイントロープを出して乗越ました。
光滝、前衛の滝 右岸のルンゼから巻き
そしていよいよ光滝にご対面。水量もそこそこで、これなら登れそうです。下段は容易そうなのでフリーで取り付きます。
光滝を登る
滝の右側から登って左へトラバース。そこからは左側を登って行きます。ホールド、スタンス豊富ですが、上部は滑っていたのでロープを出しました。高度感は中々です。
泊装備のザックは大きい
上部では念のためロープを出す
高度感ばっちり
その上にも50m滝が現れます。前回は水線近くを登りましたが、今回は右の樹林帯を巻き上がりました。中々渋くて前回のルートとどっちが良かったかな~って感じです。
その上にもまだあった(左岸樹林帯を巻き)
高度を上げるにしたがって辺りがガスってきました。時間も押してきましたが、何とか明るいうちに奥の二俣に到着出来ました。
奥の二俣に到着
ツエルトを張って薪を集めたら楽しい夜のスタートです。火を眺め、お酒を飲みながら今年はどんな沢へ行こうか、あーでもない、こーでもないと話していたら時間があっという間に過ぎてしまいました。
キャンプ設営中
焚火は楽しい
久しぶりの沢泊で少し疲れたので、早めに寝袋に潜り込みました。やっぱり沢泊はたのしいなあ・・。
つづく