晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

台高 堂倉谷 6度目遡行も楽しい美渓② 2017.08.14

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緊張の登攀

<メンバー>
サークル 5人+1人

<山域、形態>
台高 沢登

<コース>
泊地(7:15)~林道歩き~入渓(8:00)~石楠花谷出合(9:15)
215m滝(10:50)~堂倉山鞍部(13:20)~尾鷲辻(13:50)
大台ヶ原P(14:25)
 
<天気>
晴れ

 翌朝、再び林道で大台ヶ原Pに戻るmichi君を見送り、出発。最初は時間短縮の為、林道をテクテク歩く。小一時間程歩いた所で適当に谷に降りるとミネコシ谷の手前だった。

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michi君 再び林道で帰還

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遡行再開

 堰堤を越えしばらくは穏やかな流れ。谷は徐々に幅が狭くなってきて昨日の大水量が嘘みたいだ。

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堰堤が・・

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穏やかな流れ

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だんだん狭くなってくる

 石楠花谷出合の手前ぐらいになると谷は徐々に立ってきてゴルジュ状になって来た。連瀑帯に突入だ。みんなにリードを任せてどんどん登って行く。

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連瀑帯に突入

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Tよっさんリードで

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どんどん登ろう

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ステミングも上手くなった

 右側が壁になった10m滝はTよっさんリード。セカンド確保の練習もしてもらう。この辺りで先行Pに追いついた。

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10m滝

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Tよっさんリードで

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これくらいはスイスイ

 で、次に現れたのが後半戦確認の2段15m滝。先行Pが取りついていたので見学すると、どうも岩登りに慣れていないメンバーがいるようで苦戦している。我々はMっちゃんにリードを任せてる事に。

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2段15m滝

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Mっちゃんリードで

 最後のスタンスが細かくなる所で苦労していたが何とかクリア。私が2番目に登り、支点の取り方、確保の仕方などを確認。この辺は講習でやるのと現地でやるのとでは状況がかなり違うので臨機応変に対応する事が必要だ。

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登ってる最中はピース禁止

 そのあとも滝がたくさん出て来るが、基本ロープを出す事なくどんどん登って行く。みんな頼もしくなったなあ。

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樋状滝

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源流の雰囲気

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でもまだまだ滝が

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やっと穏やかに

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最後まで気が抜けません

 堂倉山の稜線が近づいてくる辺りで昼食休憩。いつもならここから正木ヶ原目指して笹の尾根を急登していたが、今回は省エネモード。堂倉山の鞍部を乗り越し、尾鷲辻を目指す。山仕事の人がつけた道は必要最小限の傾斜が絶妙についており、らくらく大台ヶ原Pに戻れた。途中、Tよっさんが蜂に刺されたのは余計なおまけ。

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尾鷲辻へ

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ゴール、お疲れ様でした

 駐車場でmichi君に合流し、小処温泉で汗を流す。周辺にクラガリマタ谷という何とも恐ろしそうな名前の谷があるので一度訪れてみたい。

 今回、上越の転進先として選んだのは6度目となる堂倉谷。もういい加減飽きたかなと思っていたけど、メンバーも変わり、水量も豊富でまだまだ楽しい遡行だった。これで沢泊の楽しさにハマってくれるといいんだけど。

 参加の皆さんありがとうございました。