晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

燕岳 北アルプスで雪はじめ 2016.11.26

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やっぱり槍はかっこいい

<メンバー> サークル 6人

<山域、形態> 北アルプス ハイキング

<コース> 中房温泉駐車場(7:30)~登山口(7:35)~合戦小屋(10:10~10:30)
    ~燕山荘(11:30)~燕岳(12:20~12:30)~燕山荘(13:00~13:30)
    ~合戦小屋(14:05)~登山口(16:10)~中房温泉駐車場(16:20)

<天候> 晴れ

 11月第4週。今年こそはと臨んだ後立山でのプレ雪山合宿だったが、二日目は生憎の雨予報・・。仕方が無いので日帰りで雪が踏める所、という事で北アルプスの玄関口、燕岳に行くことに。幸い、林道はまだ閉鎖されていないので中房温泉まで車を進める。前の週に燕山荘は小屋締めしているので登山口はとても静かだ。


 最初は何の変哲もない登山口をもくもくと歩く。実はこのルート初めてなので夏場の喧噪は想像出来ない。第1ベンチ辺りで雪が出て来た。早くもオーバーヒート気味のTよっさんは冷却中。


 風も無く、気温もそれほど低くないので快適に高度を上げていく。雲海を眼下に眺めながら合戦小屋に到着。ここがスイカで有名な小屋か。思ったよりも小さいな。



 合戦小屋で小休止、どんどん登って行くとアルプスの稜線が見え始めた。空には雲一つなく最高の眺め、スカイラインがくっきりだ。目立っているのは大天井岳だろうか。



 さらに高度を上げると稜線の向こうに槍の穂先が見え始めた。燕岳らしいピークも見え、久しぶりにアルプスにきたって感じ。燕山荘が見えだすと稜線はすぐそこだ。






 燕山荘の直下は冬道に付け替えられていた。子尾根をひと登りして燕山荘到着。650人収容の超巨大山小屋は営業を終え、ひっそりしていた。天気は下り坂の予報なので眺めのいい内にと燕岳に向かう。




 燕岳への稜線は花崗岩の明るい尾根道だ。風のせいか雪も殆どついておらずノーアイゼン、ノーワカンでサクサク歩いて行ける。途中、イルカ岩、眼鏡岩などネットの写真で見たり、話だけ聞いてた名所に、「ふーん、実物はこんなんや」と写真を撮る。槍から黒部、立山、剣に至る稜線が美しい。






 頂上でも360°パノラマの素晴らしい景色。でもさすがに風が冷たくゆっくりとしていられない。写真を撮った後は燕山荘に戻り、昼食。






動画


 後は来た道をすたこらと戻って中房温泉まで。日帰りで北アルプスの空気と雪を楽しめてよかったけど、テント泊したかったなあ。まあ、また来年仕切り直し、参加の皆さんお疲れ様でした。