鈴鹿 カニクチ谷~天狗谷 2016.06.05
懸垂下降
<メンバー>
サークル 7人
<山域、形態>
<コース>
本格的な沢登りシーズンを前にロープワークの手順を一通り実践してもらおうと遡行と下降を組み合わせたコースを計画する。当初は大台ヶ原、堂倉谷の上流部の予定だったが天気がイマイチなので、鈴鹿に変更。出発は雨が上がる午前中の遅い時間に。
ここから入渓
シャワーを楽しむ
上手く突っ張って
Y字の滝を左に進むとカニクチ谷の大滝が現れる。容易に登れるがロープワークの練習なので、ロープを引っ張って登る。中々の高度感だけど面白い。
Y字の滝は左俣へ
カニクチ谷大滝
直登に挑戦
がんばるMっちゃん
その次に現れる滝もNちゃんがトップで直登。ここではセカンドの確保も各自実践してもらう。しっかりとした支点を作るのとロープを折り返し、自分が滝に引き込まれないようにするのがポイント。
次の滝も直登
確保の練習もする
出て来る滝はほとんど直登できるので短いけど楽しい谷。みんな少しづつロープの扱いに慣れて来たかな。
これも直登
カニクチ谷は県境稜線ではなく天狗谷との中間尾根に詰め挙げる。朝まで降っていた雨が嘘のような青空が広がっている。
中間尾根からの眺め
中間尾根からは天狗谷をめがけて下降していく。途中の支流の隠れた大滝を眺めながら下ると天狗谷F4の上にでる。
天狗谷支流の大滝
F4、F3は懸垂下降、すっかり遅くなったので薄暗い中での下降になってしまった。でもまだ日が長いので下山までは大丈夫だろう。F2はクライムダウン、F1は左岸を巻き下って旧道に出たら19時前だった。
懸垂下降
懸垂下降 (この人は余裕)
様になってきたかな
短い谷だったけど、遡行下降でしっかりとロープを出し、直登、懸垂下降の実践がしっかりできたと思う。詰めと下降はルーファイの要素もあり、なかなか充実した山行だった。参加の皆さんお疲れ様でした。