長尾滝
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 5名
<山域・形態>
<コース>
宇賀渓(8:10)~御所ヶ滝(8:25)~御所谷遡行~稜線(11:25)~ソウスケ谷下降~熊谷出合(12:45~13:25)~熊谷遡行~小峠(14:30)~長尾滝(14:45~15:40)~宇賀渓(16:45)
2021年2回目の沢は宇賀川支流のマイナー沢を巡ります。宇賀渓キャンプ場は陽気に誘われたハイカーでいっぱい。まだ3月だというのに咲き始めた桜に見送られてアーケードを潜ります。
桜咲く宇賀渓からスタート
テントがたくさん張られている河原から御所谷の入り口である御所ヶ滝を覗きます。直登は無理なので左岸から強引に巻きましたが、右岸にはちゃんとした林道がありました。そっちから簡単に巻けたようです。
キャンプブーム?
御所ヶ滝(これは巻き)
堰堤を巻いてから入渓。御所谷は明るい花崗岩の谷、釜をへつったり小滝を越えたり楽しく進んで行きます。
淵をへつって
小滝を越えて
明るい渓相
行く手を阻む8m滝はなべちゃんリードで滝の左側から。岩が脆いので慎重に登ります。
8m滝
ロープをセットして
なべちゃんリードで
小滝群を楽しく超えて稜線に登り詰めると砂山の近くに出ました。そこからソウスケ谷(右俣)を降りてをいきます。
御所谷を詰める
小滝がいっぱい
涸れた谷を詰めて稜線へ
ソウスケ谷、右俣も短いですが滝が連続する楽しい谷です。懸垂下降を何度か交えて熊谷まで降ります。
ソウスケ谷下降
懸垂下降
降り立ったところはゴルジュの手前。河原で昼食をとったらゴルジュに挑みます。
熊谷のゴルジュ
まだ泳ぐには寒いので右の側壁を上手くへつって突破。いさおさんは何故かドボンしてしまいました。
へつって突破
この後ドボン
熊谷はゴルジュの上で行き詰まってしまうので、右岸の残置ロープを頼りに杣道まで這い上がります(結構渋い)。道は白竜神社から小峠まで続く旧道のようでしっかりと整備されていました。
熊谷の上部は古い杣道
小峠まで辿り着いたら宇賀川本流を下り、長尾滝の上へ。そして本日のメインイベント。長尾滝懸垂下降です。(このために50mロープを2本持ってきました)
小峠
50mロープをセット
流れを横切る時に持って行かれないように上手く流心をかわしながら下って行きます。幸い滝の左岸側にテラスがあったので、釜を泳がずに済みました。
ドキドキの下降
下から見るとこんな感じ
集合写真
長尾滝からは少し谷を下りましたが、時間も押してきたので登山道に戻り宇賀渓キャンプ場まで下山。今日も一日良く遊びました。
今回遡下降した谷はそれぞれなら数時間で終わってしまう短い谷ですが、こうやって継続遡下降すると楽しく遊べます。たまには目先が変わっていいかも。参加の皆さんありがとうございました。
今回のコース