晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

地震発生から9日目

 大地震発生から1週間が過ぎ、TVの報道も最初のセンセーショナルな報道から平常に戻りつつある。
徐々ににではあるあ、インフラの復旧も始まったようだ。

 ホームセンターに勤めている山友の話では東海地方でも懐中電灯や乾電池、非常食、米、水を買いこむ人たちが殺到。最初は被災した関東、東北方面の事業所へ物資を送る企業関係者が多かったが、後半は個人が多かったとの事。

 原発報道の影響か、放射能の保護マスクありませんか? との問い合わせもあったという・・・。
合羽とマスクがいつも以上に売れているとの事。

 市場からはケーブル、電線の類が消えた。ほとんどが被災地の復旧に回っているようで、仕事で担当している工事も完成時期の目処が立たない状態。しかし、ライフラインの復旧が最優先なので仕方がないか。


 不思議に思う事。

 芸能人やスポーツ選手などの著名人の個人的な寄付、募金活動が盛んに報道されているが、被災地出身の政治家からはそんな話は全然聞こえない(単に報道していないだけかもしれないが)

 こういう時に私財を投げ打ってでも復興支援をすると、人気は確実なものになるのになあなんて思ってしまいます。岩手県出身の民主党大物議員さんは何をしているんでしょうか。


 我が町は釜石市姉妹都市関係にある事もあり、市が中心になって支援物資を募っているようだ。さっそく僅かではあるが何か提供してこようと思う。