晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

コロナに思う⑤ 緊急事態宣言解除

緊急事態宣言解除・・・

 

これで生活が元に戻るとは思えませんがバカ騒ぎが収束する方向に向かうことを願います。

 

病気によって命が失われる事は無いに越した事はありませんが、病気が流行れば体の弱い人から亡くなって行くのはある程度仕方のない事。

 

毎年、インフルエンザで3000人以上、交通事故で3000人以上、自殺で2万人近くの人が亡くなる事が許容(?)されている社会で、コロナウイルスへの対応は異常に感じます。

 

今回の自粛が結果として多くの方の命を救ったのかもしれませんが、その代償は社会として大きすぎます。

 

多くの人が収入を減らし、仕事を失い、人生が大きく変わってしまいます。

 

保障という形でバラまかれているお金は(結局税金で回収されるだけなので、)将来への大きな負担です。

 

そして、一番大きいのは感染者と非感染者を区別する事で、差別や偏見が助長され、人が人を監視するとてもいやな世界ができあがってしまいました。

 

コロナウイルスは基本的には風邪の一種なので、完全な抑え込みは不可能に近いと想像しています。再び感染が広り、同じことが繰り返された場合、私たちはそれに耐えられるでしょうか。

 

ウイルスに関する情報をある程度は蓄積さえれてきたはずです。何を恐れ、恐れなくていい事は何かを明確にし、コロナウイルスが常にある前提で回って行く社会にしなくてはいけないと思います。

 

 

そんなことをつらつら考えていたら夜中になってしまいました。