カニクチ谷大滝
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 9名
<山域・形態>
<コース>
旧R421ゲート(7:25)~旧R421~カニクチ谷入口(8:10)~カニクチ谷遡行~昼食(11:15~11:40)~中間尾根(12:10)~天狗谷(12:30)~天狗谷下降~旧R421(15:10)~旧R421ゲート(15:40)
GW前半はどうも天気がイマイチ・・。という事でホームの鈴鹿で日帰り沢登りを企画します。
行先は宇賀川支流のカニクチ谷から天狗谷の周回コース。短いながらロープを出す滝登りもあり、下りは懸垂下降もするのでロープワークの練習には丁度いいお気に入りの谷です。
<2021年の記録、人数多くカニクチ谷ピストン>
旧R421ゲート前からカニクチ谷の入り口まで旧国道をテクテク歩きます。入渓してすぐに出てくる12m滝は水流左のスラブを登ります。一応、ロープを出してビレイの練習。
まずはゾロゾロと旧国道を歩く
最初の滝は左のスラブから
小滝は華麗にステミングで
Y字滝を左に入り次に現れるのはカニクチ谷大滝(20m)。ここも3チームに分かれ、ロープを出して登ります。
Y字の滝を左に進むと
カニクチ谷大滝
今日の気温、水量では水線を行くのは辛く右サイドから登りましたが、中間支点が取れなかったのでトップはフリーになってしまいました。岩も脆く、落ちれば唯では済まない高さなのでちょっとリスキーだったかなと反省です。
ロープを引いて右から
新緑の滝登り
滝登りは楽しい
次の7mは右からトラバース気味に登ります。ここはカムも効いていいロープワークの練習になりました。
右からトラバース気味に登る
3番目の2段滝を超え、水流が乏しくなった辺りで昼食休憩。今日はいいペースで来ているので天狗谷へ乗越す事にします。支尾根への取り付きは岩が堆積したルンゼで少し緊張しました。
天狗谷への下降もうまく地形を読み、立木を利用しながら懸垂下降なしで沢へ着地できます。しばらく下ると小滝が出てくるので懸垂下降の予行演習です。
天狗谷の上流部へ降り立ちました
小滝で懸垂下降の練習
そして下りのメインイベント 支流の隠れ滝の懸垂下降です。いさおチームは落ち口から先にトラバースし、ロープ1本で懸垂下降しようとしています。
ここはそのまま落ち口からロープ2本で降りられるので我々チームは直接下降。今日が懸垂下降初めてのまひろ君はとても怖かったようです。
この滝の下りは怖かった~(らしい)
天狗滝本流の滝も懸垂で降りても面白いのですが、先行チームがF4を巻いて降りていたので、我々も巻き。F3は懸垂下降。F2も巻き下りました。
天狗滝F4右岸から巻き下りる
F3は懸垂下降
最後のF1は水流のすぐ左を降りるチームと右岸から降りるチームに分かれます。右岸からの懸垂は完全に空中懸垂。
水流のすぐ左を下りる
まひろ君も続く
右岸は空中懸垂
あとは旧国道をテクテク歩いてゲートまで。大人数でしたが効率的に登る事が出来、天狗谷の周回も出来たので満足のいく山行でした。
集合写真
参加の皆さん、ありがとうございました。