晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

北アルプス 金木戸川 小倉谷 沢登り① 2023.08.11~13

金木戸川を渡る

 

<メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 6名

suzuhai.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

北アルプス沢登

 

<コース:1日目>
林道(6:55)~双六ダム(第1ゲート7:15)~取水施設(10:40)~小倉谷出合(10:50)~小倉谷遡行~広河原Ca1380m・C1(14:05)

 

 お盆休みは優しくきれいな谷を楽しもうという事で、以前よりサークルのメンバーから行きたいと声の上がっていた北アルプス金木戸川の小倉谷へ。前回行ったのはもう7年前か・・時が経つのは早いな~。

 

<2016年の記録>

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 

 

 金木戸林道は工事の影響で第1ゲート手前から通行止め。集落近くの空き地に車を停め、林道を進んでいきます。

 

双六ダムの手前に駐車

ダムは工事中

第1ゲート、前はここまでは入れたのに


 今日は天気も良く、日差しが強い・・。絶好の沢日和ですが林道歩きには堪えます。汗をかきかき我慢の時間帯。途中にあるトンネルは日陰になっていい休憩ポイントになりました。

素掘りのトンネルがたくさんある

またダム

 林道から見下ろす川床がだんだん近づいてきました。河原に降りて水浴びしたいという欲求を振り切って更に歩いていくと取水施設に到着。ここまで来たらあと少しのはず。

涼しそうだけど入渓はまだ先

取水施設、ここまで来たらあと少し

 出発から4時間弱でやっと小倉谷出合いに到着。白い河原にブルーの流れが眩しい。雨が少ないせいか水量は少な目。クールダウンがてら早速泳いで対岸に渡ります。

出合に到着

冷たいけど気持ちE

 渡渉もすんなりいって小倉谷の遡行開始。最初はしょぼい感じですがすぐに水量も増えて綺麗な渓相に癒されながら進んでいきます。基本、悪場は無く巻き道も明瞭です。

遡行開始

フリクションは上々

エメラルドグリーンの釜

ミニゴルジュ?

 難関と言われるミニゴルジュの中の小滝は前回同様左岸から。カムにスリングアブミをセットして突破。後続はショルダーやら荷揚げやらワイワイいいながら越えていきます。

この這い上がりが難所

カムとスリングを使うも結局人間で押し上げます

2人掛かり

 難所を超え、横から噴き出す滝を右から巻きあがると広河原に到着。7年前はここから先に進み過ぎ、快適なテン場が確保できなかったので、今回は早々に行動を打ち切ります。6人泊まれる快適なテン場を確保し、焚火の準備をして宴会開始。焚火では百均の火吹き棒が大活躍でした。

この滝を巻いたら

快適なテン場

百均の火吹き棒が大活躍

 赤石谷ではテン場到着が18:00を回っていて全然のんびり出来ませんでしたが、今回は15時過ぎから酒を飲み始めます。まあ、たまにはこんなのんびりした沢泊もいいもんです。

乾杯

餃子の皮をおつまみがGOOD

まだ明るいけどウダウダ

 お腹がいっぱいになったら焚火の横でうだうだ・・・。朝も早かったので早々に就寝しました。

<2日目へ続く>

ikuyayuuki.hatenablog.com