晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

中央アルプス 桂小場から木曽駒ヶ岳 今シーズン初雪山へ② 2022.11.27~28

稜線がかっこいい

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 4名

suzuhai.sakura.ne.jp

 

<山域・形態>

中央アルプス・雪山

 
<コース:2日目>
西駒山荘(6:25)~木曽駒ヶ岳(9:20)~西駒山荘(11:20~12:10)~胸突きの頭(13:00)~野田場(15:30)~桂小場(16:10)

 

<1日目の記録>

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 

 石室の中は風も無く、テントの下も雪で無いのでいびきの三重奏以外は超快適な一夜でした(耳栓忘れたのが失敗)。

 

 朝食を済ませ、夜明け前に出発。丁度ヘッデン入らない位で歩いているうちに南アルプスの稜線から太陽が昇ってきました。雪は10cm~30cm位。

 

十分明るくなってから出発

南アルプスの稜線がきれい

朝日が昇ってきた

 

 辺りがオレンジに染まります。うーん、雪山ならではの美しさ、いいなあ。聖職の碑を超えると宝剣岳や中岳と木曽駒の間にある山小屋も見えてきました。

 

宝剣が見えた

オレンジに染まる

 

 空には雲一つない快晴ですが、風はそこそこあります。尾根の東側を歩ている時は風も遮られ、日差しもあるのでポカポカなのですが、尾根の西面に入ると風に晒されおまけに日陰になるので寒いのなんの・・。冬山の厳しさをここでも思い知らされます。

 

こっちは暖かいけど

こっちは寒い~

 

 馬ノ背の急登を越えた辺りで前を行くりーちゃんが何か騒いでいます。指さす方を見ると何とライチョウが!!!。ライチョウ復活プロジェクトが行われている事は知っていましたが、まさかこの時期に見られるとは。冬毛に変わっていてかわいい~。

 

ねえ、あれ見て見て

冬毛の雷鳥

かわいい~

 

 馬の背を越え、尾根が緩やかになると木曽駒ヶ岳はもうすぐ。クラスト&最中雪にちょっと苦戦しましたが、白と青の世界を楽しみながらの稜線歩き。まだロープウェイ経由の登山者は数人で静かな山頂を楽しめました。

 

頂上を目指す

雲一つない

山頂到着

八ヶ岳にはまだ雪は無い

山頂の祠

 

 山頂で記念撮影。宝剣岳から三ノ峰に伸びる稜線がかっこいいので、ここでも撮影会です。

 

山頂で記念撮影

撮影会開始

ポーズ

イエーイ

 

 帰路は元来た道を戻ります。途中、行きに出会ったライチョウとまた会いました。無事越冬できる事を祈ります。

 

ライチョウと再会

 

 西駒山荘に戻ってテントを撤収。再び、桂小場までの長~い道を戻ります。最後は口数も少なくなり、黙々と落ち葉の道を下って駐車場に到着。落ち彼様でした。

 

 

小屋に戻ってきた

中はこんな感じ

行者岩までくると雪は少ない

駐車場に到着

 

 久しぶりの雪山装備での歩きも何とかこなせて一安心。稜線の雪もまあまあで雪山はじめにはいい山行になりました。

 

 今シーズンはどんな雪山に行けるか今から楽しみです。参加の皆さん、ありがとうございました。